前半は相手のマークに沈黙していたCFが2ゴールで殊勲者に。
MF
19 ムサ・デンベレ 6(57分OUT)
イタリア戦に先発したナインゴランに代わって、大会初出場。守備でフーラハンの技巧にやや手を焼きながらも、大きなミスはなし。負傷により、後半の途中でベンチに退いた。
6 アクセル・ヴィツェル 6.5
いわゆるボックス・トゥ・ボックスのMFならではの運動量を見せながら、シンプルな捌きをはじめとしてプレーが丁寧で、組み立ての中心として的確に振る舞った。61分には敵ペナルティーエリア内の中央部にできたスペースに入り込み、右からのクロスを頭で押し込んだ。
11 ヤニック・カラスコ 5.5(64分OUT)
先発に抜擢され、敵の守備者を押し下げるランニングで先制点に絡むも、ボールホルダーとしては途中交代するまで空回りが続いた。52分には、相手のカウンターの呼び水となるパスミスも。
7 ケビン・デ・ブルイネ 6.5
右サイドでの1対1の突破から先制点に繋がるラストパスを供給した48分のシーンが象徴していた通り、フリーで前を向いてボールを持つか、セットプレーのキッカーとしては非常に危険な存在だった。しかし、本領を十二分に発揮したわけではない。
10 エデン・アザール 5.5
右サイドをぶち抜いた3点目のアシストでは圧倒的なスピードを見せつけるも、それまでは大きな違いを作り出せず。ドリブルにコンビネーションを組み合わせ、立ち上がりから崩しの中心とはなっていたが、そもそもの期待値が高い分、辛めの評価にせざるをえない。
FW
☆MAN OF THE MATCH
9 ロメル・ルカク 7(82分OUT)
アイルランドのCKの後で逆襲の起点となり、敵ペナルティーエリアの少し外で右からのラストパスを受けた48分、スムーズな動作からの左足のシュートで貴重な先制点を奪う。チャンスらしいチャンスのないまま前半を終えていたベルギーに、待望の今大会初ゴールをもたらした。70分にはダメ押しの3点目を決め、フィニッシャーとしての重責を果たしてみせた。
交代出場
MF
4 ラジャ・ナインゴラン 6(57分IN)
負傷のデンベレに代わって、そのまま中盤センターに。攻守のバランスを取る黒子役を担った。
FW
14 ドリース・メルテンス 6(64分IN)
カラスコに代わり、イタリア戦に続いての途中出場。得意のドリブルで敵の守りを翻弄し、76分にはコンビネーションからシュートにまで持ち込むなど、今後も途中出場の切り札たりえる働きを披露した。
FW
20 クリスティアン・ベンテケ ―(82分IN)
ルカクとの交代で今大会初出場。1トップに入るも、すでに大勢は決した後だった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文:手嶋 真彦
19 ムサ・デンベレ 6(57分OUT)
イタリア戦に先発したナインゴランに代わって、大会初出場。守備でフーラハンの技巧にやや手を焼きながらも、大きなミスはなし。負傷により、後半の途中でベンチに退いた。
6 アクセル・ヴィツェル 6.5
いわゆるボックス・トゥ・ボックスのMFならではの運動量を見せながら、シンプルな捌きをはじめとしてプレーが丁寧で、組み立ての中心として的確に振る舞った。61分には敵ペナルティーエリア内の中央部にできたスペースに入り込み、右からのクロスを頭で押し込んだ。
11 ヤニック・カラスコ 5.5(64分OUT)
先発に抜擢され、敵の守備者を押し下げるランニングで先制点に絡むも、ボールホルダーとしては途中交代するまで空回りが続いた。52分には、相手のカウンターの呼び水となるパスミスも。
7 ケビン・デ・ブルイネ 6.5
右サイドでの1対1の突破から先制点に繋がるラストパスを供給した48分のシーンが象徴していた通り、フリーで前を向いてボールを持つか、セットプレーのキッカーとしては非常に危険な存在だった。しかし、本領を十二分に発揮したわけではない。
10 エデン・アザール 5.5
右サイドをぶち抜いた3点目のアシストでは圧倒的なスピードを見せつけるも、それまでは大きな違いを作り出せず。ドリブルにコンビネーションを組み合わせ、立ち上がりから崩しの中心とはなっていたが、そもそもの期待値が高い分、辛めの評価にせざるをえない。
FW
☆MAN OF THE MATCH
9 ロメル・ルカク 7(82分OUT)
アイルランドのCKの後で逆襲の起点となり、敵ペナルティーエリアの少し外で右からのラストパスを受けた48分、スムーズな動作からの左足のシュートで貴重な先制点を奪う。チャンスらしいチャンスのないまま前半を終えていたベルギーに、待望の今大会初ゴールをもたらした。70分にはダメ押しの3点目を決め、フィニッシャーとしての重責を果たしてみせた。
交代出場
MF
4 ラジャ・ナインゴラン 6(57分IN)
負傷のデンベレに代わって、そのまま中盤センターに。攻守のバランスを取る黒子役を担った。
FW
14 ドリース・メルテンス 6(64分IN)
カラスコに代わり、イタリア戦に続いての途中出場。得意のドリブルで敵の守りを翻弄し、76分にはコンビネーションからシュートにまで持ち込むなど、今後も途中出場の切り札たりえる働きを披露した。
FW
20 クリスティアン・ベンテケ ―(82分IN)
ルカクとの交代で今大会初出場。1トップに入るも、すでに大勢は決した後だった。
※MAN OF THE MATCH=この試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
文:手嶋 真彦