「とにかく離脱しないことが第一」
右ウイングバックとなれば、スプリントや走行距離が増えるし、フィジカル的な負荷は大きくなる。ホーランド監督は英語でダイレクトにコミュニケーションできる宮市をスタートから使おうとしている様子で、プレー時間も確実に長くなるはずだ。
そういう状況下でシーズンを通しフル稼働していくことは、怪我の多い宮市にとって大きな挑戦以外の何物でもない。30代でも高強度のパフォーマンスを維持できることを、今季の彼は証明しなければならないのだ。
「自分が理想とする右ウイングバック像は、やっぱり内田篤人さん。長い距離を走れて、守備も攻撃もできる選手だと思うので。そのためにも、とにかく離脱しないことが第一。トレーニングに参加し続ければコンディションも上がっていくとは思いますけど、シーズンは長いので、ホントに長期的な目線で見ないといけない。集中してやっていきます」
こう語る宮市が新たなポジションで新境地を開拓してくれれば、横浜にとって紛れもなく朗報と言っていい。
そういう状況下でシーズンを通しフル稼働していくことは、怪我の多い宮市にとって大きな挑戦以外の何物でもない。30代でも高強度のパフォーマンスを維持できることを、今季の彼は証明しなければならないのだ。
「自分が理想とする右ウイングバック像は、やっぱり内田篤人さん。長い距離を走れて、守備も攻撃もできる選手だと思うので。そのためにも、とにかく離脱しないことが第一。トレーニングに参加し続ければコンディションも上がっていくとは思いますけど、シーズンは長いので、ホントに長期的な目線で見ないといけない。集中してやっていきます」
こう語る宮市が新たなポジションで新境地を開拓してくれれば、横浜にとって紛れもなく朗報と言っていい。
2月からはアジア・チャンピオンズリーグ・エリートが再開。J1開幕後もハードな日程を余儀なくされる。右ウイングバックも宮市と井上がうまくカバーし合いながらこなしていく形になりそうだ。
井上にはドリブル突破という武器があるし、宮市には爆発的な速さと縦の推進力、裏抜けの迫力といったストロングがある。それを対戦相手や状況に応じて有効活用できるようになれば、ホーランド監督が思い描く完成形にも近づいていくはずだ。
今季の初実戦となった大分戦は0-1で苦杯を喫したが、「これから課題をどんどんクリアしながらやっていける」と指揮官は前向きだ。左右のウイングバックが数多くのチャンスに絡めるように、ここから一気に成長速度を引き上げていくことが肝要だろう。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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