グアルディオラのアシスタントコーチの目を突く暴力沙汰も肯定
そのスタンスはマドリーが誕生以来、行なってきたこととは真逆だ。FIFA(国際サッカー連盟)とCLの前身であるチャンピオンズカップの創設に携わり、審判批判はずっとタブー視してきた。長年にわたり、スペインと欧州サッカーの旗印であると自負し、そのコミットメントに沿って行動してきた。
そのマドリーにモウリーニョは“クレーム文化”を植え付けた。「なぜ?」、「なぜ?」と繰り返し問いかけながら相手かまわず牙をむく彼の姿を覚えていることだろう。しまいにはバルサとのクラシコで、当時ジョゼップ・グアルディオラのアシスタントコーチを務めていたティト・ビラノバの目を突くという暴力沙汰を起こした。
そのマドリーにモウリーニョは“クレーム文化”を植え付けた。「なぜ?」、「なぜ?」と繰り返し問いかけながら相手かまわず牙をむく彼の姿を覚えていることだろう。しまいにはバルサとのクラシコで、当時ジョゼップ・グアルディオラのアシスタントコーチを務めていたティト・ビラノバの目を突くという暴力沙汰を起こした。
本来なら非難されてしかるべき愚行だが、次の試合、サンティアゴ・ベルナベウには、「モウ(モウリーニョの愛称)、あなたの指は我々が進むべき道を指し示している」と書かれた巨大な横断幕が遠くからも目立つ形で掲げられていた。
そう、モウが道を指し示したのだ。
文●アルフレッド・レラーニョ(エル・パイス紙)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
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そう、モウが道を指し示したのだ。
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