現代表の戦力値は歴代何位? スペイン代表のベストチーム7選

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年06月17日

歴代1位はワールドカップを初制覇した6年前のチーム

「魅せながら勝つ」を実現した2010年W杯のチームが歴代1位。スペインを世界の頂点に導いたイニエスタの決勝弾が記憶に新しい。(c)Getty Images

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歴代3位
2008年EURO
(戦績:優勝)

主要メンバー
GK:カシージャス、レイナ
DF:S・ラモス、プジョール、マルチェナ、カプデビラ、アルビオル
MF:イニエスタ、セナ、シャビ、シルバ、セスク、シャビ・アロンソ、カソルラ
FW:F・トーレス、ビジャ、グイサ
監督:アラゴネス

 シャビ、イニエスタ、セスク、シルバの“クアトロ・フゴーネス”(4人の創造主)を2列目に並べた4-1-4-1システムから、中盤を一枚(セスク)削り、ビジャとF・トーレスの2トップに転換を図ったアラゴネス監督の英断が、結果的にスペインを成功に導いた。フィニッシュに課題を残していたチームは、ポゼッションとは対極に位置するカウンターという武器を手に入れ、効率よくゴールを重ねた。


歴代2位
2012年EURO
(戦績:優勝)

GK:カシージャス、V・バルデス
DF:アルベロア、ピケ、S・ラモス、ジョルディ、ファンフラン
MF:ブスケッツ、シャビ、シャビ・アロンソ、カソルラ、ハビ・マルティネス
FW:イニエスタ、セスク、シルバ、F・トーレス、ペドロ
監督:デル・ボスケ

 攻守の要であるビジャとプジョールをコンディション不良で欠いた。代役を担ったのはセスクとS・ラモス。前者は“ゼロトップ”システムで偽のCFを務め、序盤の2試合でゴールを決めるなど、勝負どころでの働きが目立った。対人プレーだけでなく、カバーリングにも冴えを見せたS・ラモスは、CBとしての定評を確立。ピケとのコンビは試合を重ねるごとに安定感を増していった。


歴代1位
2010年ワールドカップ
(戦績:優勝)

GK:カシージャス、レイナ
DF:S・ラモス、ピケ、プジョール、カプデビラ、アルベロア、マルチェナ
MF:ブスケッツ、シャビ、シャビ・アロンソ、セスク、シルバ、マタ
FW:イニエスタ、F・トーレス、ビジャ、ペドロ、J・ナバス
監督:デル・ボスケ

 2年前のEURO優勝メンバーに、ピケやブスケッツ、ペドロといった若手を加えたチーム。早いパス回しと高いボールポゼッションを駆使した攻撃的なスタイルは、試合を重ねるごとに精度を上げ、優勝という結果をもたらした。ビジャはこの大会、驚異の4戦連発で得点王に。また、当時21歳でありながら30歳のベテランプレーヤーのような狡猾さを見せたブスケッツも、各方面で絶賛された。

※ワールドサッカーダイジェスト2014.02.20号より加筆・修正
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