• トップ
  • ニュース一覧
  • 24年“J助っ人”ベストイレブンは?|多くの「マテウス」が躍動した今年のJリーグ。ランゲラックはリスペクトも込めて殿堂入り、GKで選んだのは...【識者選出】

24年“J助っ人”ベストイレブンは?|多くの「マテウス」が躍動した今年のJリーグ。ランゲラックはリスペクトも込めて殿堂入り、GKで選んだのは...【識者選出】

カテゴリ:海外日本人

河治良幸

2024年12月25日

ヤン・マテウスやマテウス・レイリアも

独力で打開する能力が圧巻だったM・サヴィオ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 アウトサイドはルーカス・フェルナンデス(C大阪)とマテウス・サヴィオ(柏)の両翼に。二人とも攻撃的なタレントだが、今回は3バックにしたこともあり、日本代表のようにウイングバックのポジションから躍動してもらう。

 ルーカス・フェルナンデスは札幌時代から、高い推進力と高精度のクロスに定評があったが、セレッソのスタイルがハマり、10アシストを叩き出した。その一方で、アウェー川崎戦の同点ゴールなど、勝点に直結するゴールも見逃せない。

 マテウス・サヴィオは独力で打開する能力が圧巻で、チームは終盤戦まで残留争いを強いられたにもかかわらず、J1のベストイレブンに選ばれたことが、その存在価値を証明している。

 アタッカーは悩ましいほど多くの候補がいるなかで、J1得点王のアンデルソン・ロペス(横浜)を筆頭に、マテウス・ジェズス(長崎)、レオ・セアラ(C大阪)の三人を選ばせていただいた。
 
 長崎で得点力が開花したマテウス・ジェズスは、ワントップで起用されることも多かったが、元々は中盤を本職とする選手であり、アンデルソン・ロペスもレオ・セアラもセンターフォワードなのでツートップに並べて、マテウス・ジェズスをトップ下にした。

 MVPは素直に個人の数字を評価するならアンデルソン・ロペスという意見は多いかもしれないが、筆者としては、やはり所属チームのリーグ優勝と天皇杯の二冠獲得を力強く支えたマテウス・トゥーレルに与えたい。

 それにしてもベストイレブンに「マテウス」が4人。今回は惜しくも選外になったが、5得点・8アシストと活躍したヤン・マテウス(横浜)、J3でインパクトを放ったマテウス・レイリア(富山)も含めると、多くの「マテウス」に盛り上げられた今年のJリーグだった。

取材・文●河治良幸

【記事】識者が選ぶ24年の日本人ベストイレブン|中盤のトライアングルは守田、南野、久保。ドイツで躍動するチェイスは頼もしい存在になってきた

【記事】24年“J助っ人”ベストイレブンは?|柏の「10番」は愛されるべき王様だ。MVPは優勝チームのCB【識者選出】

【記事】24年“J助っ人”ベストイレブンは?|ガンバ躍進に貢献したダワンは外せない。ヤン・マテウスは稼働率の高さが光った【識者選出】
 
【関連記事】
24年“J助っ人”ベストイレブンは?|柏の「10番」は愛されるべき王様だ。MVPは優勝チームのCB【識者選出】
24年“J助っ人”ベストイレブンは?|ガンバ躍進に貢献したダワンは外せない。ヤン・マテウスは稼働率の高さが光った【識者選出】
識者が選ぶ24年の日本人ベストイレブン|守田は“今年の顔”に相応しい選手。幅広いパフォーマンスを見せている町野の代表復帰は近そうだ
識者が選ぶ24年の日本人ベストイレブン|中盤のトライアングルは守田、南野、久保。ドイツで躍動するチェイスは頼もしい存在になってきた
【画像】編集部が厳選! ゲームを彩るJクラブのチアリーダーを一挙紹介!

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ