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「やめへんから」徳島退団の柿谷曜一朗は現役続行を明言。南雄太の引退試合で貴重な体験「憧れを抱いてもらえるように頑張らなアカン」

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2024年12月22日

現時点ではオファー待ちの状況

復帰した徳島では不完全燃焼。新天地はどこになるのか。心からサッカーを楽しめる場所に赴いてほしい。写真:田中研治(サッカーダイジェスト写真部)

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 チームを離れる苦渋の決断を下した柿谷。そこで気になるのは、今後の身の振り方だ。

「来季の行き先? まだ全然決まってない。毎日、携帯が鳴るのを待ってるところやから(笑)。でもプレーする場所があれば、まだまだ頑張りますよ。やめへんから」と本人は現役続行を明言。現時点ではオファー待ちの状況だと明かした。

 長くセレッソ大阪で共闘してきた清武弘嗣が故郷の大分トリニータへの帰還を決め、山口蛍(神戸)もV・ファーレン長崎への移籍が有力視されるなど、同世代の面々たちはカテゴリーを落としても、自身が活躍できる場所を懸命に探そうとしている。

 その一方で、2017年のU-17ワールドカップでともに戦った端戸仁(鹿児島)のように引退を選ぶ選手もいる。1月3日に35歳の誕生日を迎える柿谷にとっても、ピッチを去る仲間の姿は他人事ではない。だからこそ、次に行く先では完全燃焼したいという気持ちはひと際、強いはずだ。
 
 振り返ってみれば、10代の頃から天才と言われた柿谷のキャリアは紆余曲折の連続だった。異彩を放ったのは、J1で2年連続二桁ゴールをマークしたC大阪時代の2012・13年くらいで、バーゼル、C大阪、名古屋グランパス、徳島と常に壁にぶつかり、苦しんできた印象が強い。

 それでも彼は生粋のサッカー小僧。その喜びを南の引退試合で再認識できたのはポジティブだろう。30代後半になろうという今、心からプレーを楽しめる場所を見出してほしい。そこで結果もついてきて、ベテランらしい存在感を示せれば理想的。

 35歳・柿谷曜一朗の新たなるチャレンジの場はどこになるのか...。朗報を待ちたいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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