「全国大会はまだ知らない舞台。一戦必勝でやっていきたい」
チームに叩き込まれた『怯まず、驕らず、溌剌と』は、選手権予選の決勝で魂として発揮された。AIE国際との一戦はアクシデントからのスタートだった。前半11分にピンチを迎えると、ファールで止めて一発レッド。残り69分以上を10人で戦わなければいけなくなってしまった。
「もうみんなの覚悟は決まっていた。そもそも驕りはなかったし、10人だからこそ全員が怯まないで、一人ひとりが大きな声を出して溌剌に戦う。ここを意識しました」
気迫の守備と鋭いカウンターで渡り合い、0-0のまま延長戦へ。延長戦でも決着がつかず、PK戦の末に約90分間を10人で戦い抜いた滝川第二に軍配が上がった。
「もうみんなの覚悟は決まっていた。そもそも驕りはなかったし、10人だからこそ全員が怯まないで、一人ひとりが大きな声を出して溌剌に戦う。ここを意識しました」
気迫の守備と鋭いカウンターで渡り合い、0-0のまま延長戦へ。延長戦でも決着がつかず、PK戦の末に約90分間を10人で戦い抜いた滝川第二に軍配が上がった。
3年ぶり22回目の選手権。伝統の重みをきちんと引き継いだチームの先頭に三宅がいる。兄・凌太郎(関西学院大)も帝京長岡で2年時にベスト4、3年時にキャプテンとしてベスト16に進んでいる。兄のように全国で結果を残す強い覚悟を持って、冬の大舞台に挑まんとしている。
「全国大会は僕らにとってまだ知らない舞台なので、一戦必勝でやっていきたい。高校生活をやり切って大学に向かいたいです」
卒業後は関西の強豪大学への進学が決まっている。まずは全国で美しいダイレクトプレーと流れを生み出すプレーを見せてから、4年後のプロに向けての準備をスタートさせる。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【出場校一覧】第103回選手権|全都道府県の代表校を一挙にチェック!
【記事】「とんでもないことを成し遂げた」“公立”大津がプレミアWEST初制覇の快挙。選手たちが描く青写真「あと2回日本一を取れるチャンスが残っている」
【記事】天を仰ぎ、顔を覆う。頭が真っ白になった... 神村学園の主将・名和田我空の高校サッカーは終わったが、この悔しさを明日への糧にする【選手権予選】
「全国大会は僕らにとってまだ知らない舞台なので、一戦必勝でやっていきたい。高校生活をやり切って大学に向かいたいです」
卒業後は関西の強豪大学への進学が決まっている。まずは全国で美しいダイレクトプレーと流れを生み出すプレーを見せてから、4年後のプロに向けての準備をスタートさせる。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【出場校一覧】第103回選手権|全都道府県の代表校を一挙にチェック!
【記事】「とんでもないことを成し遂げた」“公立”大津がプレミアWEST初制覇の快挙。選手たちが描く青写真「あと2回日本一を取れるチャンスが残っている」
【記事】天を仰ぎ、顔を覆う。頭が真っ白になった... 神村学園の主将・名和田我空の高校サッカーは終わったが、この悔しさを明日への糧にする【選手権予選】