【J1展望】浦和×鹿島|「赤」の決戦――興梠がゴール宣言。鹿島は柴崎の出来に命運

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年06月10日

鹿島――首位奪還のチャンス。ハイプレスとブロックの使い分けがカギ。

故障者/浦和=イリッチ 鹿島=中村
出場停止/浦和=なし 鹿島=なし

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J1リーグ1stステージ・15節
浦和レッズ – 鹿島アントラーズ
6月11日(土)/19:00/埼玉スタジアム2002
 
鹿島アントラーズ
1stステージ成績(14節終了時):2位 勝点30 9勝3分2敗 23得点・9失点

【最新チーム事情】
●リーグ戦では2010年の開幕戦で勝って以来、勝星がない浦和戦。ただ、選手に苦手意識はなく、昌子は「それほどやられたイメージがないので、気にしていない」、遠藤も「やりづらいことはない。みんな(やり方を)整理できている」と断言。
●2トップの一角で連発が予想される土居は、勝負を分けるポイントとして、「相手の良さを消すことはもちろんそうだけど、いかにうちの良さを出せるかだと思う。そこがポイント」と挙げ、「ゴール? 決めますよ」と気合十分だ。
 
【担当記者の視点】
 この試合に勝てば、暫定首位に立てるチャンス。3連勝で迎える大一番で負けるわけにはいかない。
 
 4-0で圧勝した前節・甲府戦後、石井監督は「順位が上のチームに対して、勝点で離されるわけにいかない。次節は浦和との直接対決があるので、さらに勝点を積み重ねていきたい」と意気込みを語っていた。
 
 スタメンは現時点でベストの11人が顔を揃える。序盤からテンションの高いゲーム展開が予想されるが、ハイプレスとブロックを上手く使い分けながら浦和の攻撃をけん制し、徐々にポゼッションを高めながら、ゴールを奪うのが理想だ。その意味では、ゲームコントロールに優れる柴崎の出来が勝敗を大きく左右しそうだ。
 
 近年の対戦成績は悪いが、内容で大きく劣っているわけではない。苦手意識を持たず、自信を持って決戦に挑みたい。
 

6月9日発売号のサッカーダイジェストは、「ヤングガンズ100」を特集。リオ五輪、ワールドカップアジア予選に向けて注目すべきヤングプレーヤーは? 92~99年生まれの選手を対象に100人ピックアップしました。インタビューでは、柏の伊東選手、浦和の関根選手が登場。またU-23日本代表企画では登録メンバー18人を大予想し、オーバーエイジ選考の近況に迫ります。クラブダイジェストでは、J3で好調の相模原を取り上げています。

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