【日産・三菱自動車問題】三菱のグループ企業が浦和の株を買い取りか

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年06月10日

「市民クラブ」への展開は、今後あり得るか?

埼玉スタジアムでは三菱自動車の広告に、赤い布が覆われた。写真:田中研治

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  とはいえ、様々な憶測が飛び交いファンやサポーターもやきもきしていただけに、今回の発表内容であれば、もう少しスピーディであっても良かった感じはする。いずれにせよ、すでに浦和の株式譲渡について、クラブが水面下で動いていないはずはない。

 浦和は1950年に「三菱重工サッカー部」として発足。日本リーグ時代から、日本のサッカー界を牽引してきた。Jリーグ発足に向けて、90年から三菱自動車サッカー部に変更。現在の浦和レッズの歴史が始まった。
 
 そうした三菱としてサッカーに関わってきた“プライド”も考えると、この問題が発覚した時から多くの識者が意見していたように、三菱自動車が保有する浦和レッズの株式保有率を下げるか、それを三菱のグループ企業に売却する――という流れが既定路線のようだ。

 突然、「市民クラブ」に移行するとは考えにくい。ただし 「三菱グループ」で一旦、浦和レッズの株を買い取り、もしかすると、その後、クラブのあり方を改めて模索する展開があるかもしれない。
 

 
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