過密日程のなかでカギとなるのは――。
チャンピオンズ・リーグ(CL)の激闘から束の間、EURO2016が6月10日にフランスで開幕しますね。今大会は出場国が16から24に増え、グループステージは強豪国が上手く振り分けられたことで、ガチガチの死の組がない印象ですが、決勝トーナメントに勝ち上がるために最も重要なのは言うまでもなく初戦の出来だと思います。
スペインやドイツといった大国は決勝トーナメントにピークを持ってくるのでエンジンがかかるのが遅く、初戦からエンジン全開の弱小国に足元をすくわれるってこともありますから。
その上でカギとなるのは、戦術はもちろんのこと、一番はコンディション調整だと思います。どこにチーム状態のピークを設定するかで結果が変わってくる。そういった点で言うと、開催国のフランスは日程的に休みが多いので有利だと思います。こういう大会は日程が進むほど試合間隔が短くなるので、1日でも多く休めるのは大きいです。
前回大会の決勝も、中2日だったイタリアが中3日だったスペインに0-4で大敗を喫しましたよね。「なんでそんな動けないの?」と思う方もいるかもしれませんが、緊張感のあるなかで、6試合も7試合も戦っていたら、当然、動けなくもなります。
これだけ日程が詰まったなかで、長丁場のシーズンがやっと終わって一息をつきたい時に、EUROに出場する選手は大変ですよね。2週間のインターバルで体力を回復し、なおかつ、EUROで戦い抜くためにトップコンディションをまた作らなきゃいけないんですからね。
スペインやドイツといった大国は決勝トーナメントにピークを持ってくるのでエンジンがかかるのが遅く、初戦からエンジン全開の弱小国に足元をすくわれるってこともありますから。
その上でカギとなるのは、戦術はもちろんのこと、一番はコンディション調整だと思います。どこにチーム状態のピークを設定するかで結果が変わってくる。そういった点で言うと、開催国のフランスは日程的に休みが多いので有利だと思います。こういう大会は日程が進むほど試合間隔が短くなるので、1日でも多く休めるのは大きいです。
前回大会の決勝も、中2日だったイタリアが中3日だったスペインに0-4で大敗を喫しましたよね。「なんでそんな動けないの?」と思う方もいるかもしれませんが、緊張感のあるなかで、6試合も7試合も戦っていたら、当然、動けなくもなります。
これだけ日程が詰まったなかで、長丁場のシーズンがやっと終わって一息をつきたい時に、EUROに出場する選手は大変ですよね。2週間のインターバルで体力を回復し、なおかつ、EUROで戦い抜くためにトップコンディションをまた作らなきゃいけないんですからね。