「縁を大切にしながら一緒に頑張りたい」
知識を手にし、仲間を作れる。今回の講座の一番の魅力はそこだろう。
「サッカー選手も幅広いじゃないすか。J1でバリバリにやる選手もいるし、逆に下のカテゴリーでプレーを続けた選手もいる。それぞれに歩んだ道があるからこそ、各々が相談できる窓口が必要だと思うんです。
現役中はチーム内だと、やっぱり仲間だけどライバルで、お金のことや次のキャリアのことって意外と話せないものです。だからこそOBである僕みたいな人間が間に入って、悩みも聞き、且つプラットフォーム内で、それぞれが学ぶ。それこそ、こういうところで働きたいっていう考えがあった時につなぐこともできるかもしれない。
それは高校生や大学生に対してもそうで、プロって本当に狭き門で、夢が叶わなかった時に、それまでのキャリアがゼロになるのはすごくもったいない。それこそ団体生活で得たものってたくさんあるはずですし、礼儀、苦しい練習を耐えた我慢強さなどは、ビジネス界でも活かすことができると思うんです。そのなかで、競技を越えた関係性も築けると良いですよね」
太田氏も現役時代から他業界の人々と積極的に会い、セカンドキャリアへ向けてコミュニティを広げてきた。だからこそ、今の選手たちへのアドバイスもある。
「個々が自己投資し、サッカー以外のこともたくさん学べば学ぶほど、輝ける場所って、どんどん増えていくと思うんです。そこは個人の意識次第。
例えば、Jリーガーって毎年、選手会費を払っているのですが、修学支援金という制度もある。それこそ将来のために英会話に行きたいとか、資格を取りたいってなった時にサポートしてもらえる。これは毎年シーズンが始まる前に、各チームに選手会が説明しているんですが、活用する選手は限られています。
引退後に指導者になることを見据えて、子どもたちを遠征先に連れて行くための大型バスの免許を取るでも良いんです。このアカデミーに参加する費用のサポートを受けても良い。そういう情報を共有できる場にもなれば良いと感じます。そうやってコミュニティを作れれば、情報は広がっていくはず。だからこそ個人としてもPRを頑張りたいですし、もちろん中身も大事にしていきたいですね」
「サッカー選手も幅広いじゃないすか。J1でバリバリにやる選手もいるし、逆に下のカテゴリーでプレーを続けた選手もいる。それぞれに歩んだ道があるからこそ、各々が相談できる窓口が必要だと思うんです。
現役中はチーム内だと、やっぱり仲間だけどライバルで、お金のことや次のキャリアのことって意外と話せないものです。だからこそOBである僕みたいな人間が間に入って、悩みも聞き、且つプラットフォーム内で、それぞれが学ぶ。それこそ、こういうところで働きたいっていう考えがあった時につなぐこともできるかもしれない。
それは高校生や大学生に対してもそうで、プロって本当に狭き門で、夢が叶わなかった時に、それまでのキャリアがゼロになるのはすごくもったいない。それこそ団体生活で得たものってたくさんあるはずですし、礼儀、苦しい練習を耐えた我慢強さなどは、ビジネス界でも活かすことができると思うんです。そのなかで、競技を越えた関係性も築けると良いですよね」
太田氏も現役時代から他業界の人々と積極的に会い、セカンドキャリアへ向けてコミュニティを広げてきた。だからこそ、今の選手たちへのアドバイスもある。
「個々が自己投資し、サッカー以外のこともたくさん学べば学ぶほど、輝ける場所って、どんどん増えていくと思うんです。そこは個人の意識次第。
例えば、Jリーガーって毎年、選手会費を払っているのですが、修学支援金という制度もある。それこそ将来のために英会話に行きたいとか、資格を取りたいってなった時にサポートしてもらえる。これは毎年シーズンが始まる前に、各チームに選手会が説明しているんですが、活用する選手は限られています。
引退後に指導者になることを見据えて、子どもたちを遠征先に連れて行くための大型バスの免許を取るでも良いんです。このアカデミーに参加する費用のサポートを受けても良い。そういう情報を共有できる場にもなれば良いと感じます。そうやってコミュニティを作れれば、情報は広がっていくはず。だからこそ個人としてもPRを頑張りたいですし、もちろん中身も大事にしていきたいですね」
そして改めてこうアピールした。
「色んな年齢層の方々が、スポーツを通じて得てきたことって決して次のキャリアに向けて無駄でなく、その経験をしっかり次に活かすためのサポートであったり、学びを高いクオリティで提供できるように僕は頑張りたい。
何よりこのアカデミーの学長という立場ですけど、皆さんに近い距離感で寄り添い、未来に向かって一緒に走り出せたら、それが僕にとってもすごく幸せな時間なので、縁を大切にしながら一緒に頑張りたいですね」
手を取り合う輪が大きくなればなるほど、充実したセカンドキャリアを送れる人が増えるはず。そうすれば多くの笑顔が生まれるに違いない。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
■「セカンドキャリアアカデミー」
詳細はこちら
「色んな年齢層の方々が、スポーツを通じて得てきたことって決して次のキャリアに向けて無駄でなく、その経験をしっかり次に活かすためのサポートであったり、学びを高いクオリティで提供できるように僕は頑張りたい。
何よりこのアカデミーの学長という立場ですけど、皆さんに近い距離感で寄り添い、未来に向かって一緒に走り出せたら、それが僕にとってもすごく幸せな時間なので、縁を大切にしながら一緒に頑張りたいですね」
手を取り合う輪が大きくなればなるほど、充実したセカンドキャリアを送れる人が増えるはず。そうすれば多くの笑顔が生まれるに違いない。
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
■「セカンドキャリアアカデミー」
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