• トップ
  • ニュース一覧
  • 「間違いなく住みやすい。ノンストレス」「歴史を深く感じられる」V・ファーレン主将が長崎の街、平和を語る。“当事者”となって初めて――

「間違いなく住みやすい。ノンストレス」「歴史を深く感じられる」V・ファーレン主将が長崎の街、平和を語る。“当事者”となって初めて――

カテゴリ:Jリーグ

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2024年10月29日

「千葉と湘南に住んでいた時は、あまり関心を持っていなかった部分」

平和への願いを象徴する平和祈念像。長崎の街では至る場所で歴史に触れられる。(C)SOCCER DIGEST

画像を見る

 長崎県民は平和について考える機会が非常に多い。原爆が投下された8月9日の11時2分にはサイレンが響き渡り、県内の小中学生は夏休み期間中ではあるものの登校し、改めて歴史を学び、平和への想いを発信する。

 全国的にはあまり知られていない恒例行事だ。秋野もまた、長崎に来て“当事者”となって初めて知る事実が多くあり、「長崎の人が平和について感じること、考えていることは、他の街に住んでいる人よりも多いのかな」と思いを巡らせる。

「原爆資料館も行きますし、年に1回、僕たちV・ファーレンは平和学習があります。長崎と広島、この2都市しか被爆を経験していないので、戦争や平和について考えることが多いですね。

 実際、僕も千葉と湘南に住んでいた時は、あまり関心を持っていなかった部分に、長崎に来てからは触れていますし、被爆した日は学校に登校するというのも長崎に来てから知りました。投下された時間にはサイレンが鳴って、みんなで黙祷したりというのを今までしてこなかったので、そういう意味でも歴史を深く感じられる街だと思います」

【記事】「子供たちに何を残したいか。戦争を止めろ」吉田麻也が“長崎原爆の日”に平和への願いを発信「1年に一度は考えてみよう」
 
 そんな長崎に今年10月、新名所がオープンした。V・ファーレンとバスケットボールチームの長崎ヴェルカ、それぞれの本拠地「PEACE STADIUM Connected by SoftBank」「HAPPINESS ARENA」とホテル、ショッピングモール、オフィスビルが一体となった「長崎スタジアムシティ」だ。

 キャプテン秋野は「新スタジアム、ファン・サポーターの力をしっかり自分たちの力に変えて、最終的にどんな形であれ、J1昇格を成し遂げたい」と誓う。県一丸で長崎の新たな歴史を作れるか。

取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

【PHOTO】編集部が厳選!ゲームを彩るJクラブ”美女チアリーダー”を一挙紹介!

【記事】「大谷翔平って何であんなに凄いの?」中村俊輔の素朴な疑問。指導者としてスーパースター育成にも思考を巡らせる
【関連記事】
「子供たちに何を残したいか。戦争を止めろ」吉田麻也が“長崎原爆の日”に平和への願いを発信「1年に一度は考えてみよう」
「森保さんが注意しないと」闘莉王が日本代表ベテランの“行為”に苦言 「すごく気になっている」
「信じられない経験をした」F・トーレスが日本時代を回想!「だから1年しか滞在しなかった…」
【バイタルエリアの仕事人】vol.45 秋野央樹|長崎主将、30歳の誓い「新スタもできた。昇格する波が来ている」「18歳の時と気持ちは変わっていない」
【バイタルエリアの仕事人】vol.45 秋野央樹|契約満了→異例の長崎再加入の胸中。ミッションは明確「一緒にいて気持ちが良い」恩師シモさんとJ1へ

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ