【浦和｜採点・寸評】
GK
１　西川周作　６
慌てるようなシュートはなく、DFの背後も確かな足技でケアするなど安定した守り。ビルドアップでは精度の高いキックで貢献した。
 
DF
38　森脇良太　6
無難に守備をこなしながら、パスカットから一気に攻撃に攻撃参加するなど光るプレーもあったが、ミスも散見された。
 
6　遠藤　航　6
パスの質が高く、空中戦でも鳥栖のエース豊田と互角に渡り合う。セットプレーでは頭でゴールを狙うも決め切れず。
 
5　槙野智章　６
人数をかけてゴール前のスペースを消した鳥栖に対し、攻撃参加でアクセントをつけようとしたが、決定的なチャンスにならず。
 
MF
24　関根貴大　5.5（58分OUT）
サイドから仕掛けるもクロスや突破を防がれ、ファウルも目立ってしまい、後半の早い時間に交代となった。
 
10　柏木陽介　6.5
サイドに振ると見せかけて中を突くなど良いパスを見せた。しかし、鳥栖の人数をかけた守備を崩すまでには至らず。
 
22　阿部勇樹　６
前半はビルドアップ時のパスがわずかにズレていたが、後半に入り修正。守備も破綻することなくピンチを作らなかった
 
3　宇賀神友弥　６
チェ・ソングンのマークに苦しみながらも、高い位置を取り続けた。後半、クロスに飛び込むなど光るプレーを見せた。
 
20　李忠成　5.5
狭いスペースでボールを引き出しチャンスを迎えたが、そこからパスを選択。積極的にシュートを狙う姿勢が観たかった。
 
9　武藤雄樹　6
鳥栖守備陣の間でボールを受けてチャンスにつなげるなど動き自体は悪くないが、自身のシュートはゼロに終わる。
 
FW
30　興梠慎三　5.5（71分OUT）
疲れのためかゴール前でボールを受けるもトラップミスが目立ち、精彩を欠いた印象でシュート１本に終わる。
 
交代出場
FW
18　駒井善成　6（58分IN）
投入直後にサイドから突破を図るも、吉田のマークを振り切れず効果的なクロスはなし。シュート１本も空砲に終わる。
 
FW
21　ズラタン　5（71分IN）
くさびのパスを１本受けた以外は試合の流れに乗れず。存在感はほとんどなかった。もっとボールを要求する動きが観たかった。
 
監督
ペトロヴィッチ　6
結果的に攻撃的な選手を投入したが、鳥栖の守りを崩せず。選手の疲れが影響しながらも攻め続けての勝点１はプラス要素。
 
取材・文：荒木英喜
 
※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。