ボールを握り、流れのなかでの失点もなかったが、セットプレー3発に散る。
【柏|採点・寸評】
GK
1 桐畑和繁 5.5
トゥーロン国際大会に参加していた中村に代わって2試合連続でゴールマウスに立ち、DFとの間を狙ってくる相手にも果敢に前に出てクリア。失点はいずれも自責の面は少ないが、3失点という結果は重く受け止めなければいけない。
DF
2 鎌田次郎 5.5
「齋藤対策」の起用に応えるべく、身体を張ってサイドを封鎖。役割が明確なことも手伝ってプレーに迷いがなく、与えられたタスクは十分こなした半面、遠藤には置き去りにされる場面も散見された。15分、約40メートルの位置から放ったロングシュートもポストを直撃する不運に見舞われた。
4 中谷進之介 5.5
中山との補完性も良好だったが、ゾーンディフェンスの隙を突かれて失点。横浜が誇る熟練のCBコンビに比べると、詰めの甘さが覗く結果に。
22 輪湖直樹 5.5
誰よりも球際で戦い、チームを鼓舞。武富との連係を交えながらサイドを活性化したものの、クロスにやや精度を欠き、チャンスメイクの回数は限られた。
29 中山雄太 5.5
伊藤とのフィジカル勝負で対等に渡り合い、39分の中村のシュートも身体を投げ出して間一髪ブロック。しかし、ヘディングでのクリアが甘くなって2失点目を招いてしまった。20分のCKからのヘディングシュートは決めておきたかった。
MF
14 伊東純也 5.5
一瞬のスピードは両軍の中でも桁違いで、ドリブル突破から何度もサイドをえぐった。もっとも、クロスがアバウトな印象は否めず、味方のシュートにつながる場面は少なく、終了間際に裏へ抜け出した場面でもシュートはバーを直撃と結果を残せなかった。
15 武富孝介 5.5(72分OUT)
前半は中央に絞り、読みを利かせてパスカットを連発。田中の投入後には2トップの一角に入ったが、守備での消耗が激しく、攻撃での見せ場はなかった。
17 秋野央樹 5.5
中谷、中山とのアカデミー出身トリオでビルドアップを試みたが、思うようにペースアップできず。プレースキックの精度もイマイチで、不完全燃焼に終わった。
28 栗澤僚一 5.5(66分OUT)
3試合連続でスタメン出場。セカンドボールを拾い、チームを落ち着かせていただけに、中町との競り合いに負けて2失点目につながってしまったのが悔やまれる。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
懐の深さとスピードを活かしたドリブルでチャンスメイク。DFに潰されても何度もトライし、相手のファウルを引き出した。2分、41分とゴールに迫るも、横浜の堅守をこじ開けることはできなかった。
19 中川寛斗 5.5(58分OUT)
縦横無尽にピッチを駆け回り、チェイシングに奔走。ただ、横浜の老獪なボール回しにいなされて上手くハマらず。攻撃でもチャンスに絡めないまま、58分に交代した。
交代出場
FW
9 田中順也 5.5 (58分IN)
左サイドハーフで出場。チーム戦術にまだ戸惑いがあるのか、動きにキレがなく、ボールに絡む回数もわずか。自慢の左足も不発に終わった。
MF
8 茨田陽生 5.5(66分IN)
前線にパスを供給して攻撃を活性化したかったが、終盤は相手が中盤の枚数を増やしてきたことで、あまりボールを受けられなかった。
FW
10 大津祐樹 5.5(72分IN)
伊東を使いながら連係して崩そうとする意図は汲み取れた。しかし、縦への仕掛けが多くなって単調に。スピードの緩急や流動的なポジションチェンジなど工夫が必要か。
監督
下平隆宏 5
セットプレーの守備修正が追い付かずに3失点。58分から立て続けに攻撃的なカードを切って反撃を試みたが、上手くハマらなかった。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 桐畑和繁 5.5
トゥーロン国際大会に参加していた中村に代わって2試合連続でゴールマウスに立ち、DFとの間を狙ってくる相手にも果敢に前に出てクリア。失点はいずれも自責の面は少ないが、3失点という結果は重く受け止めなければいけない。
DF
2 鎌田次郎 5.5
「齋藤対策」の起用に応えるべく、身体を張ってサイドを封鎖。役割が明確なことも手伝ってプレーに迷いがなく、与えられたタスクは十分こなした半面、遠藤には置き去りにされる場面も散見された。15分、約40メートルの位置から放ったロングシュートもポストを直撃する不運に見舞われた。
4 中谷進之介 5.5
中山との補完性も良好だったが、ゾーンディフェンスの隙を突かれて失点。横浜が誇る熟練のCBコンビに比べると、詰めの甘さが覗く結果に。
22 輪湖直樹 5.5
誰よりも球際で戦い、チームを鼓舞。武富との連係を交えながらサイドを活性化したものの、クロスにやや精度を欠き、チャンスメイクの回数は限られた。
29 中山雄太 5.5
伊藤とのフィジカル勝負で対等に渡り合い、39分の中村のシュートも身体を投げ出して間一髪ブロック。しかし、ヘディングでのクリアが甘くなって2失点目を招いてしまった。20分のCKからのヘディングシュートは決めておきたかった。
MF
14 伊東純也 5.5
一瞬のスピードは両軍の中でも桁違いで、ドリブル突破から何度もサイドをえぐった。もっとも、クロスがアバウトな印象は否めず、味方のシュートにつながる場面は少なく、終了間際に裏へ抜け出した場面でもシュートはバーを直撃と結果を残せなかった。
15 武富孝介 5.5(72分OUT)
前半は中央に絞り、読みを利かせてパスカットを連発。田中の投入後には2トップの一角に入ったが、守備での消耗が激しく、攻撃での見せ場はなかった。
17 秋野央樹 5.5
中谷、中山とのアカデミー出身トリオでビルドアップを試みたが、思うようにペースアップできず。プレースキックの精度もイマイチで、不完全燃焼に終わった。
28 栗澤僚一 5.5(66分OUT)
3試合連続でスタメン出場。セカンドボールを拾い、チームを落ち着かせていただけに、中町との競り合いに負けて2失点目につながってしまったのが悔やまれる。
FW
11 ディエゴ・オリヴェイラ 5.5
懐の深さとスピードを活かしたドリブルでチャンスメイク。DFに潰されても何度もトライし、相手のファウルを引き出した。2分、41分とゴールに迫るも、横浜の堅守をこじ開けることはできなかった。
19 中川寛斗 5.5(58分OUT)
縦横無尽にピッチを駆け回り、チェイシングに奔走。ただ、横浜の老獪なボール回しにいなされて上手くハマらず。攻撃でもチャンスに絡めないまま、58分に交代した。
交代出場
FW
9 田中順也 5.5 (58分IN)
左サイドハーフで出場。チーム戦術にまだ戸惑いがあるのか、動きにキレがなく、ボールに絡む回数もわずか。自慢の左足も不発に終わった。
MF
8 茨田陽生 5.5(66分IN)
前線にパスを供給して攻撃を活性化したかったが、終盤は相手が中盤の枚数を増やしてきたことで、あまりボールを受けられなかった。
FW
10 大津祐樹 5.5(72分IN)
伊東を使いながら連係して崩そうとする意図は汲み取れた。しかし、縦への仕掛けが多くなって単調に。スピードの緩急や流動的なポジションチェンジなど工夫が必要か。
監督
下平隆宏 5
セットプレーの守備修正が追い付かずに3失点。58分から立て続けに攻撃的なカードを切って反撃を試みたが、上手くハマらなかった。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。