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警戒すべきバーレーンのロングボール戦術。ボランチは幅広い役割を的確にこなさなければならない。田中碧は「トランジションを意識することがすごく大事」【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2024年09月10日

より高度な連係・連動が求められてくる

精神的支柱でもある遠藤。持ち前のデュエルの強さを存分に発揮したい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 やはりボランチが確実にゲームをコントロールしていければ、日本は勝利に大きく近づく。遠藤と田中は自分たちの役割の重要性をよく分かっているはずだ。

 そのうえで、遠藤は球際の競り合いやボール奪取、田中はリンクマン的な仕事と前に圧力をかけていくプレーというように、各々のストロングを押し出し、チームの大きな力にしていければ、日本は安定した試合運びができるはず。彼らにはこれまでより一歩、二歩前進したところを印象付けてほしいところだ。

 遠藤、守田、田中という3人はご存じの通り、前回の最終予選で軸を担ったボランチトリオ。カタールW杯を経験し、第二次森保ジャパン発足後も3人が主軸を担い続けている。

 鎌田大地(クリスタル・パレス)や旗手怜央(セルティック)もいるが、森保監督の3人に対する信頼感は頭抜けている。今回の最終予選、そして2年後のW杯でも3人を回しながら使っていくことになるだろう。
 
 それだけ大きな責任を託されているのだから、バーレーン戦で不安定さを垣間見せたり、致命的なミスはおかせない。より高度な連係・連動が求められてくるのだ。

「対アジアだけじゃなくて、世界の相手に対して攻撃的なサッカーをしたいというのは、前回のワールドカップ後の僕らの1つのテーマ。そのスタイルは変わらずに、どんどん出していきたいと思っています」と遠藤も前日会見で言い切った。

 さしあたってバーレーン戦では、相手を寄せつけない中盤の絶妙なバランスを具現化できれば一番良い。高い領域を追い求めつつ、貪欲に勝利を目ざしてもらいたいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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