MF
４　小林祐希　6.5
60分間で採点すればMVP。間々でボールを受けワンタッチやフリックでギャップを作る“ブロック崩し”のスイッチ役に。先制点の起点になり、３戦連続ゴールとなる２点目も。後半に入り、存在感が薄れる時間帯が長かったのは課題。しかし、ダメ押しの３点目の場面ではサイドチェンジの選択をやめ、縦パスを入れて太田の突破につながる流れを作り、ゴールを引き出した。
 
７　山本康裕　5.5
序盤は、相手プレッシャーにボールを失うことが多くリズムに乗れきれていなかった。運動量は申し分なかったが、攻守にメリハリがなく中途半端な印象。
 
９　太田吉彰　6.5
「今日はプレーを変えた」と言う通り、直線的なプレーではなく、持ち前の運動量で相手ブロックの隙間に入り込み、パス回しに加わりながら裏に抜け出した。新境地を見せながら１アシスト・１ゴール。
 
13　宮崎智彦　6.5
前半は最終ラインの前でリスクマネージメント。後半はタメて攻め急がずチームを落ち着かせるなどゲームをコントロール。３点目は冷静なパスカットから。「全体像が見えていた」という言葉も納得のプレーは勝因のひとつ。
 
22　松井大輔　６（72分OUT）
ボールキープ力、相手の攻撃を遅らせる１本のプレスがチームの支えになっていた。裏をとってゴール前にもよく入り込んだ。後半も宮崎とともに守備のアクションを起こし続けた。
 
15　アダイウトン　5.5（90分OUT）
前半、裏に抜け出す動きで、スルーパスを引き出したが、パスが合わず。後半は中盤が空くなかで、効果的なプレーがなかなかできず。41分の決定機は決めたかった。
 
交代出場
FW
11　松浦拓弥　６（72分IN）
オープンな展開となったなかでピッチに投入された。なかなかチャンスに絡めない時間が続くも虎視眈々と一発を狙い、一気にゴール前に入り込み試合を決める３点目。
 
33　藤田義明　―（85分IN）
チームが３点目を決めた直後、中村に代わり、右サイドバックに入った。自陣にステイして、クローザー役をしっかりこなした。
 
20　森島康仁　―（90分IN）
アダイウトンに代わってトップへ。攻撃場面はなかったが、相手ロングボールの起点を潰すべく前線でボールを追った。
 
監督
名波 浩　６
ブロックを組み背後を狙ってくる甲府に対し、攻撃時のリスクケアと、闇雲に前にかからず、ボールを出し入れしながらの粘り気のある攻めを徹底させ、公式戦５試合ぶりの勝利。４バックも機能した。

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