【川崎｜採点・寸評】
GK
１　チョン・ソンリョン　７
高い集中力を保ち、前半１本、後半２本のシュートストップで存在感を発揮。勝点１を掴む原動力に。
 
DF
18　エウシーニョ　5.5
後半、一気に運動量が落ち、カウンターから押し込まれた。クロスの精度も物足りない。
 
５　谷口彰悟　６
負傷の奈良に代わってCBを務めた。堅実なポジショニングで新潟のカウンターに対応。
 
23　エドゥアルド　6.5
身体の強さだけでなく、巧さも発揮。前半、CKから惜しいヘディングシュートも。
 
20　車屋紳太郎　5.5
試合の立ち上がりこそ高い位置まで攻め上がり、新潟に脅威を与えかけたが、徐々に勢いは衰えた。
 
MF
14　中村憲剛　５
新潟の厳しい警戒網をかいくぐり配球を試みたが、ミスも散見された。違いを見せられないまま終わる。
 
21　エドゥアルド・ネット　６
最後は息切れしたが、抜群のボールの回収力と展開力で試合中盤までの攻勢を支えた。
 
19　森谷賢太郎　5.5（80分OUT）
前線と最終ラインをつなぐべく奔走したが報われず。新潟のカウンターに手を焼き、時に反則で止めざるを得なかった。
 
２　登里亨平　5.5（70分OUT）
序盤は新潟守備陣を翻ろうするようなポジションを取りながらチャンスメイクに励んでいたが、徐々に失速。
 
FW
11　小林　悠　５
前後半に決定的なシュートが１本ずつ。好機に顔を出せてはいたが、決め切れない焦りからか雑なプレーも見られた。
 
13　大久保嘉人　５
シュートは前半の２本に抑えられ、途中まではボール奪取で見せ場もあったが、後半は試合から完全に消えていた。
 
交代出場
22　中野嘉太　5.5（70分IN）
交代直後に戦術的な動きから決定的な右クロスを送ったものの、それ以降は存在感を発揮できずに終わった。
 
６　田坂祐介　－（80分IN）
２ボランチの位置に入る。フリーで前を向いた状態でボールを持ちながら、違いを生み出すプレーはなかった。
 
監督
風間八宏　５
守備ブロックを固める新潟に対して、ブロックの外側でボールを回すばかりのチームに打開策授けられず。

取材・文：大中祐二（フリーライター）

※MAN OF THE MATCH＝取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。