【J1展望】神戸×横浜|欠場者が相次ぐなか、通例の僅差の勝負を制するのは?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年05月20日

横浜――栗原や伊藤らの奮起で流れを変えたい。

故障者/神戸=松下、小川 横浜=ファビオ、金井
出場停止/神戸=三原 横浜=なし

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横浜F・マリノス
1stステージ成績(12節終了時):10位 勝点15 4勝3分5敗 16得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●U-23代表としてトゥーロン国際大会に出場する富樫、前田、喜田の3選手、U-19代表の遠藤、和田を含めた計5選手が不在。
●開幕からレギュラーとしてゴールマウスを守ってきた飯倉だが、前節の鹿島戦で右膝を痛めたため、今節は欠場が濃厚。代わってGKを務めるのは榎本だろう。
●その鹿島戦で今季初先発を飾った栗原とパク・ジョンスは、引き続き先発出場する見込み。
●18日のナビスコカップ・福岡戦で決勝ゴールを挙げた伊藤が調子を上げている。
 
【担当記者の視点】
 ナビスコカップでは2連勝中だが、リーグ戦は5試合連続白星なし。前節の鹿島戦は相手より多くの決定機を作ったものの、決定力不足を露呈してノーゴールに終わり、セットプレー一発に泣いた。
 
 ただ、収穫がなかったわけではない。その鹿島戦でリーグ戦デビューを飾った大卒ルーキーのパク・ジョンスは、高いキープ力や冷静なボール捌きなど、ボランチとして質の高いパフォーマンスを披露。レギュラーとして計算できることを証明する活躍ぶりだった。
 
 また、マルティノスの躍動感も印象的で、強引な突破の成功率は低かったが、十分に相手に脅威を与えていた。連係面が改善されれば、さらに攻撃に厚みが出てくるだろう。
 
 ファビオの代役としてピッチに立つ栗原、調子を上げてきている伊藤など、これまでベンチを温める時間が長かった選手たちが、ここにきてチャンスを掴んでいる。彼らの奮起がチームを刺激すれば、悪い流れを変えられるかもしれない。
 
 近年の神戸戦を振り返れば、必ずと言っていいほど僅差の勝負になる。厳しい戦いになるのは覚悟しなければならないが、ここで〝競り勝つ″強さを見せられれば、失った自信を取り戻せるはずだ。

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