ヤマザキナビスコカップは５月18日にグループステージ５節の６試合が行なわれ、グループAでは大宮が磐田に競り勝ち、勝点11で首位の座を守った。

　前節まで首位の大宮はホームで磐田と対戦。25分に大山のゴールで先制すると、この１点を守り切り、１-０で勝利した。敗れた磐田は勝点４に止まり、決勝トーナメント進出が厳しくなった。

　首位の大宮を勝点１差で追う神戸は、アウェーで甲府と対戦し、田中雄、小林のゴールで２-０と勝利。グループステージ（GS）通過圏内の２位をキープしている。５試合を消化した甲府は勝点５で、残り１試合に勝っても２位の神戸に追いつけず、GS敗退が決定した。

　一方、勝点３の６位に沈む前回優勝の鹿島は、前半を２-１でリードして折り返したものの、後半はチャンスを活かせず、逆に87分には長谷川に同点弾を、90＋４分には端戸に逆転弾を決められ、衝撃的な逆転負けを喫して、GS敗退が決定した。

　勝った湘南は勝点を７に伸ばし、３位にランクアップ。決勝トーナメント進出に望みをつないだ。

　グループAの順位表と次節の対戦予定は以下のとおり。

グループA順位表
順位　　チーム　　試合　　　勝点　　　得失差
１位　　　大宮　　　５　　　　　11　　　　　３
２位　　　神戸　　　４　　　　　10　　　　　６
３位　　　湘南　　　４　　　　　７　　　　　　５
４位　　　甲府　　　５　　　　　５　　　　　-２
５位　　　磐田　　　４　　　　　４　　　　　-１
６位　　　鹿島　　　４　　　　　３　　　　　-３
７位　　　名古屋　　１　　　　４　　　　　　-４

次節の対戦
５月25日（水）
19：00　鹿島×磐田（カシマ）
19：00　甲府×湘南（中銀スタ）
19：00　神戸×名古屋（ノエスタ）