J2で“22番目のチーム”町田の快進撃。相馬監督が選手に説く「チャレンジャー精神」

カテゴリ:Jリーグ

郡司 聡

2016年05月20日

同じベクトルの強固な集団を構築できた要因はどこに?

堅守からの鋭いカウンターが他チームの脅威に。中島(30番)はチームトップの7得点をマーク。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 堅固なブロックをベースとした守備力は、総失点が『8』とリーグ3位タイ(暫定)の実績を誇る。“東京クラシック”で対戦した東京ヴェルディのMF高木大輔は「隙があまりなく、チャレンジ&カバーをして、ボールが動くと全体がスライドする形で素晴らしい守備をしてきた」と、町田の守備力に舌を巻いた。
 
 手堅い守備から奪ったボールをカウンターにつなげる――。比較的J2向きのチームスタイルであることも、J3からの昇格組ながら目下リーグ2位に食い込む快進撃を見せている要因のひとつだろう。
 
 しかし、守備力をベースとしたピッチ上の戦略・戦術だけで勝点を積み重ねられるほど、J2は甘いリーグではない。一歩引いた視点でチームを見つめている丸山強化部長の言葉を借りれば、“相馬ゼルビア”は「チームが同じ方向を向いて戦えている」コレクティブな集団に映っているという。
 
 同じベクトルの強固な集団を構築できている要因は、指揮官のピッチ外でのチームマネジメントに拠る部分が大きい。
 
 
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