強豪国との対戦でさらなるグレードアップを目指す。
もっとも、「まだまです。課題が残っている」と植田自身に慢心はない。強い向上心を持つ男は、この横浜戦を終えたら、U-23代表の一員としてトゥーロン国際大会に出場するためフランスに旅立つ。
パラグアイやポルトガル、イングランドなど海外の強豪国との対戦が控えており、手倉森ジャパンでも守備の要である植田は、世界との対戦を心待ちにしているようだ。
「トゥーロンでいろんな相手と試合ができる。それはすごく楽しみ。試してみたいこともあるので」
試してみたいこととは? と聞いてみれば「それは話せないので」とピシャリ。実際のピッチ上でのプレーで判断するしかないが、DFとしてさらなるグレードアップを目指そうとしている植田がフランスの地でどんなパフォーマンスを披露してくれるか楽しみだ。
残念ながら、同日の川崎対神戸戦で、U-23代表のチームメイトであり、ライバルでもある川崎の奈良が左脛骨骨折の重傷を負い、復帰までには4か月かかるとの見込みでリオ五輪出場は絶望的となってしまった。
今季に入って力を付けてきた奈良の不在は、手倉森ジャパンにとって戦力ダウンになるのは必至。そうした状況下で、同じCBでプレーする植田に求められるものはさらに大きくなったと言えるかもしれない。
大切な仲間の分まで――という想いも強くしているはず。鹿島と同様に、日の丸を背負っても逞しく闘う姿を期待したい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
パラグアイやポルトガル、イングランドなど海外の強豪国との対戦が控えており、手倉森ジャパンでも守備の要である植田は、世界との対戦を心待ちにしているようだ。
「トゥーロンでいろんな相手と試合ができる。それはすごく楽しみ。試してみたいこともあるので」
試してみたいこととは? と聞いてみれば「それは話せないので」とピシャリ。実際のピッチ上でのプレーで判断するしかないが、DFとしてさらなるグレードアップを目指そうとしている植田がフランスの地でどんなパフォーマンスを披露してくれるか楽しみだ。
残念ながら、同日の川崎対神戸戦で、U-23代表のチームメイトであり、ライバルでもある川崎の奈良が左脛骨骨折の重傷を負い、復帰までには4か月かかるとの見込みでリオ五輪出場は絶望的となってしまった。
今季に入って力を付けてきた奈良の不在は、手倉森ジャパンにとって戦力ダウンになるのは必至。そうした状況下で、同じCBでプレーする植田に求められるものはさらに大きくなったと言えるかもしれない。
大切な仲間の分まで――という想いも強くしているはず。鹿島と同様に、日の丸を背負っても逞しく闘う姿を期待したい。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)