グラスナーサッカーを支えるパワフルなチームメイトたち
さて、そんなオーストリア人監督の基本的な戦い方は3-4-3を基本システムとし、ハイプレスを仕掛けてショートカウンターを狙うサッカーだ。ボール保持時はロングボールで裏を狙うこともあるが、3バックとボランチでポゼッションしつつ、ライン間で浮遊するシャドーの選手に縦パスを狙って、攻撃のスイッチを入れる。高い位置でボールを引き取ったアタッカーの選手は自身で仕掛けてもよし、相手選手を引きつけてサイドに展開してもよし、個人の技量の見せ所だ。
いずれにしてもシャドーの選手の個人技が起点となり、素早く攻めきる形でパレスは得点を狙う形が多い。
これまではこの役割はエベレチ・エゼや、マイケル・オリースが担ってきた。彼らはプレミアリーグ内でも屈指のアスリート能力とテクニックを兼備するアタッカーで、しかも個人での打開も、周囲とのパスワークも難なくこなす。ただ、後者はバイエルンに引き抜かれ、前者もビッグクラブへの移籍が取り沙汰されている。鎌田は2列目、もしくはボランチでその穴を埋める役割が求められる。
いずれにしてもシャドーの選手の個人技が起点となり、素早く攻めきる形でパレスは得点を狙う形が多い。
これまではこの役割はエベレチ・エゼや、マイケル・オリースが担ってきた。彼らはプレミアリーグ内でも屈指のアスリート能力とテクニックを兼備するアタッカーで、しかも個人での打開も、周囲とのパスワークも難なくこなす。ただ、後者はバイエルンに引き抜かれ、前者もビッグクラブへの移籍が取り沙汰されている。鎌田は2列目、もしくはボランチでその穴を埋める役割が求められる。
既存のメンバーは、ストライカーやウイングバックのポジションに、フィジカルなタイプが多い。フランス人FWのジャン=フィリップ・マテタは、パワフルなストライカーで昨季に16ゴールを記録している。他にも左ウイングバックのイングランド代表DFタイリック・ミッチェルは豊富な運動量とスピードが売りの典型的なサイドプレーヤーだ。
最終的にどのようなスカッドになるのか現段階では未知数な部分が多いものの、どうであれ日本代表MFはこのような個性豊かなフィジカルな選手たちの中に混ざって、個性を発揮していく必要がある。
最終的にどのようなスカッドになるのか現段階では未知数な部分が多いものの、どうであれ日本代表MFはこのような個性豊かなフィジカルな選手たちの中に混ざって、個性を発揮していく必要がある。