【J1採点&寸評】湘南×FC東京|リードを活かしてFC東京が逃げ切り。決勝点の河野をMOMに

カテゴリ:Jリーグ

隈元大吾

2016年05月09日

FC東京――左サイドが攻守に機能。決勝ゴールもこのサイドから生まれた。

【警告】湘南=菊池(40分)、大槻(55分) FC東京=米本(61分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】河野広貴(FC東京)

画像を見る

FC東京|採点・寸評】
GK
47 秋元陽太 6
試合後、仲間への感謝を口にしたように自身の守備機会は少なかったが、10試合ぶりに無失点ゲームを演じた。

DF
2 徳永悠平 6
対人の強さを発揮し、相手の侵入を防いだ。機を見て攻め上がり、チャンスメイクした場面も。

3 森重真人 6
球際の強さとともにゴール前で相手に自由を与えず。ボールを奪い、そのまま攻撃の起点となった。

5 丸山祐市 6.5
空中戦など相手FWにタイトに付いて封じた。攻撃の起点として好パスも前線に供給した。

25 小川諒也 6.5
特に前半、左サイドを駆け上がり、クロスでチャンスを演出。田邉へのパスで得点のシーンにも関わった。

MF
4 高橋秀人 6.5
アンカーとしてバイタルエリアをケアし、1対1を制した。粘り強くマイボールにして得点のきっかけも作った。

7 米本拓司 6.5
豊富な運動量をベースにセカンドボールを回収し、守から攻へのポイントに。目立たないところで相手にやらせず。機を見て攻撃にも参加した。
 
17 河野広貴 6.5(59分OUT)
スペースで巧みに受けて攻撃のリズムを作った。マークを振り切り、ゴール前に侵入して決勝ゴールも決めた。
 
27 田邉草民 6.5(74分OUT)
プレスバックで高橋らとともにバイタルエリアをケア。得点の場面ではボールホルダーを追い越してスルーパスを受け、クロスで河野の決勝ゴールをアシストした。
 
FW
44 阿部拓馬 6(90+2分OUT)
小川と連係し、左サイドを活性化。巧みなポジショニングで先手を取り、流れを呼び込んだ。
 
20 前田遼一 6
前線からのプレスで守備に貢献。相手DFの厳しいマークにも身体を張り、個人で打開する場面もあった。
 
交代出場
MF
37 橋本拳人 6(59分IN)
インサイドハーフに入り、守備ブロックを構築。自ら仕掛けてチャンスを演出する場面も。
 
MF
22 羽生直剛 6(74分IN)
追いかける相手が反撃に出ようとするなか、インサイドハーフの位置で攻守に走り回って無失点勝利をアシストした。
 
MF
48 水沼宏太 -(90+2分IN)
後半アディショナルタイム、阿部に代わってピッチに入る。1-0の逃げ切りに一役買った。
 
監督
城福 浩 6
普段とは異なるシステムで臨み、幸先よく先制に成功。虎の子の1点を最後まで守り抜き、勝点3を奪取した。
 
取材・文:隈元大吾(フリーライター)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

 
【関連記事】
【J1】昨季を思い出させる『ウノゼロ』。現実的に戦ったFC東京が、湘南の連勝を止める
【J1順位表】浦和が4連勝で首位をキープ! 川崎は柏の6連勝を阻止して勝点1差の2位につける
【J1採点&寸評】柏×川崎|大久保が決勝弾! 5連続完封中の柏から川崎が3点をゲット
【吉田麻也】"名古屋復帰"の可能性と"現在地"。「すべてはタイミング。どんな可能性も残っている」
【レスター】クラブ史上初の戴冠で世界中に驚きを与えた「奇跡の担い手たち」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ