川崎――大久保、中村に最高点の「7」。ベテランふたりが輝きを放つ。
【川崎|採点・寸評】
GK
23 チャン・ソンリョン 6
ビルドアップの部分で簡単に蹴ってしまい、流れを切ってしまう場面も見られたが、セービングは終始安定していた。失点もノーチャンス。
DF
18 エウシーニョ 6
サイドで高い位置を取り、大久保のゴールをアシスト。柏の寄せを簡単にかわすプレーも効果的だったが、セットプレーで中谷のマークを外したことはマイナス点。
3 奈良竜樹 6.5
守備ではD・オリヴェイラを封じ、攻撃面でも最終ラインに降りてきた大島と絡んだビルドアップで柏のハイプレスをかわす。試合を優位に進める要因になった。
20 車屋伸太郎 6.5
流れの中では危ない場面を作られず、柏のキーマンだった大津を完全に無効化。柏のプレスにも冷静に対応していた。
2 登里享平 6(77分OUT)
前半はSBとして伊東を抑え込む。FWにポジションを上げた後半は、登里のクロスが勝ち越し弾の起点になった。
MF
10 大島僚太 6.5
最終ラインに降り、ビルドアップの起点として柏のプレッシャーをかわす。また、要所で攻撃にも顔を出し、勝ち越しの場面では絶妙のポジションでエウシーニョから引き出し、中村へのつなぎ役を果たしている。
21 エドゥアルド・ネット 6.5
縦パスを奪い、自ら運んで鮮やかなゴールで待望のリーグ初ゴール。中盤の潤滑油としても良い働きを見せたが、失点に繋がるFKを与えるファウルを犯したのは減点材料。
14 中村憲剛 7
トップ下に捉われないポジショニングで柏にマークを掴ませず、長短のパスで相手の急所をグサリと突いた。得点・アシストはなかったが、中村のゲームコントロールがそのまま圧倒的な試合内容に直結していた。
FW
11 小林 悠 6.5
可変する柏のシステムの特徴を逆手に取り、右サイドのスペースを再三狙った。55分はフリーだったとはいえ、大久保のクロスをダイレクトで叩き込む難易度の高いシュートだった。
26 三好康児 5.5(HT OUT)
ミスが目立ち、前半だけで交代。チーム全体が良いリズムをつかんでいただけに、ひとりだけ試合に入れていない感があった。
13 大久保嘉人 7(90+4分OUT)
20歳の中谷、19歳の中山、若い柏のCBに3年連続得点王の実力を見せつけた。マッチアップした中谷は「クロスの入り方は独特。今まで経験したことがなかった」と驚愕。1得点・1アシストの活躍で“鬼門”の日立台を陥落させた。
交代出場
MF
5 谷口彰悟 6(HT IN)
後半から左SBで出場。伊東のスピードに一度振り切られた場面以外は安定して守備のタスクをこなし、途中出場の太田にも冷静に対応。
MF
19 森谷賢太郎 6(77分IN)
ほぼ勝敗の行方が決まってからの出場だったため、大きな仕事をしたわけではないが、時間帯やスコアを考えたプレーでしっかりとゲームを締める。
MF
15 原川 力 -(90+4分IN)
アディショナルタイム4分、試合終了間際の出場だったため、これといったプレーはなし。
監督
風間八宏 7
低調だった仙台戦から本来の川崎らしい姿を取り戻し、「攻守ともに攻めるサッカー」で快勝。「今の段階では選手が非常によくやってくれた」と選手を賞賛した。
取材・文:鈴木 潤(フリーライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
23 チャン・ソンリョン 6
ビルドアップの部分で簡単に蹴ってしまい、流れを切ってしまう場面も見られたが、セービングは終始安定していた。失点もノーチャンス。
DF
18 エウシーニョ 6
サイドで高い位置を取り、大久保のゴールをアシスト。柏の寄せを簡単にかわすプレーも効果的だったが、セットプレーで中谷のマークを外したことはマイナス点。
3 奈良竜樹 6.5
守備ではD・オリヴェイラを封じ、攻撃面でも最終ラインに降りてきた大島と絡んだビルドアップで柏のハイプレスをかわす。試合を優位に進める要因になった。
20 車屋伸太郎 6.5
流れの中では危ない場面を作られず、柏のキーマンだった大津を完全に無効化。柏のプレスにも冷静に対応していた。
2 登里享平 6(77分OUT)
前半はSBとして伊東を抑え込む。FWにポジションを上げた後半は、登里のクロスが勝ち越し弾の起点になった。
MF
10 大島僚太 6.5
最終ラインに降り、ビルドアップの起点として柏のプレッシャーをかわす。また、要所で攻撃にも顔を出し、勝ち越しの場面では絶妙のポジションでエウシーニョから引き出し、中村へのつなぎ役を果たしている。
21 エドゥアルド・ネット 6.5
縦パスを奪い、自ら運んで鮮やかなゴールで待望のリーグ初ゴール。中盤の潤滑油としても良い働きを見せたが、失点に繋がるFKを与えるファウルを犯したのは減点材料。
14 中村憲剛 7
トップ下に捉われないポジショニングで柏にマークを掴ませず、長短のパスで相手の急所をグサリと突いた。得点・アシストはなかったが、中村のゲームコントロールがそのまま圧倒的な試合内容に直結していた。
FW
11 小林 悠 6.5
可変する柏のシステムの特徴を逆手に取り、右サイドのスペースを再三狙った。55分はフリーだったとはいえ、大久保のクロスをダイレクトで叩き込む難易度の高いシュートだった。
26 三好康児 5.5(HT OUT)
ミスが目立ち、前半だけで交代。チーム全体が良いリズムをつかんでいただけに、ひとりだけ試合に入れていない感があった。
13 大久保嘉人 7(90+4分OUT)
20歳の中谷、19歳の中山、若い柏のCBに3年連続得点王の実力を見せつけた。マッチアップした中谷は「クロスの入り方は独特。今まで経験したことがなかった」と驚愕。1得点・1アシストの活躍で“鬼門”の日立台を陥落させた。
交代出場
MF
5 谷口彰悟 6(HT IN)
後半から左SBで出場。伊東のスピードに一度振り切られた場面以外は安定して守備のタスクをこなし、途中出場の太田にも冷静に対応。
MF
19 森谷賢太郎 6(77分IN)
ほぼ勝敗の行方が決まってからの出場だったため、大きな仕事をしたわけではないが、時間帯やスコアを考えたプレーでしっかりとゲームを締める。
MF
15 原川 力 -(90+4分IN)
アディショナルタイム4分、試合終了間際の出場だったため、これといったプレーはなし。
監督
風間八宏 7
低調だった仙台戦から本来の川崎らしい姿を取り戻し、「攻守ともに攻めるサッカー」で快勝。「今の段階では選手が非常によくやってくれた」と選手を賞賛した。
取材・文:鈴木 潤(フリーライター)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。