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U-16代表の指揮官も熱視線。駒澤大高の9大会ぶりインハイ出場に貢献した2年生ストライカー岩井優太とは何者か

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2024年06月16日

「タイトルを掴めたので自信を得られた」

駒澤大高は準決勝で國學院久我山に1-0で勝利し、9大会ぶり2度目のインハイ出場を決めた。写真:松尾祐希

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 高校では徐々に頭角を現し、1年生チームでプレーした昨季は関東ルーキーリーグC(3部相当)で大活躍。大会MVP、得点王に加え、非公式ながらアシストでもリーグトップだったという。個人3冠を果たしたことで確かな手応えを掴んだ。

「技術的な向上はもちろんあるけど、2年生になって責任感も芽生えた。ただプレーするだけではなく、絶対にやらないといけない想いを持ちながらも、冷静に振る舞えるようになった。そうした意味ではルーキーリーグでチームが優勝して、自分もタイトルを掴めたので自信を得られたのは大きかったと思う」

 そして、迎えた今季はトップチームに引き上げられ、今予選の途中からスタメンに定着してゴールを重ねていった。その活躍は代表スタッフの目にも留まっており、國學院久我山との準決勝にはU-16日本代表の廣山望監督が来場。岩井は早生まれで来年開催されるU-17ワールドカップの出場資格を有しており、可能性は十分にある。
 

 現状ですぐに代表で活躍するのは難しいが、身体ができ上がり、さらに高いレベルで経験を積めれば飛躍しても不思議ではない。

 まずは今夏に開催されるインターハイで活躍できるかがポイントとなる。普段は東京都1部リーグでプレーしており、県外の強豪校と戦う機会はない。自身初となる全国の舞台でどこまで自分のプレーが通用するのか。

「一番、神村学園と対戦したい。中学時代に名和田我空と戦って敗れているので、リベンジをするならこの代しかない」とは岩井の言葉。駒澤大高の背番号9から今後も目が離せない。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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