J１リーグ１stステージ・９節
ベガルタ仙台 – サガン鳥栖
４月30日（土）／14:00／ユアテックスタジアム仙台
 
サガン鳥栖
1stステージ成績（８節終了時）：16位　勝点５　１勝２分４敗　５得点・８失点
 
【最新チーム事情】
●前節は磐田に後半アディショナルタイムで決勝点を奪われて敗戦（●０-１）。９試合勝利なしと厳しい状況に。
●前々節の横浜戦で左肘を脱臼した鎌田は今節も欠場の見込み。代役は前節同様にぺク・ソンドンが務めそう。
●昨季、０-５で敗れたユアスタでの屈辱を晴らせるか。
 
【担当記者の視点】
　前節の磐田戦は後半アディショナルタイムに決勝点を奪われて敗れた。フィッカデンティ監督は「０-４や０-５で敗れたわけではない」と内容は評価したが、９試合勝利なしと状況は厳しい。
 
　順位も気付けば降格圏の16位まで下降。今節の15位仙台戦、次節の18位湘南戦に敗れれば、最下位に転落する可能性がある。
 
　磐田戦では「チャンスをなかなか決め切れず、難しい試合になった」（キム・ミヌ）、「チャンスを作れたし、勝たなきゃいけない試合だった」（谷口）と、選手たちは口々に決定力不足を指摘した。今節は攻撃陣の奮起が求められるが、左肘を脱臼した司令塔の鎌田は前節同様に不在。代役のペク・ソンドンは、磐田戦では良いアクセント役になったが、仙台戦ではどれだけ決定的な仕事をこなせるかが鍵になるだろう。
 
　ユアスタでの仙台戦は、J１で14年まで負けなし（１勝２分）だったが、昨季は０-５というショッキングな敗戦を喫した。あの屈辱を晴らすため、そして苦境を抜け出すため勝利が欲しい。