J１リーグ １stステージ・９節
ベガルタ仙台 – サガン鳥栖
４月30日（土）／14:00／ユアテックスタジアム仙台
 
ベガルタ仙台
１stステージ成績（８節終了時）：15位　勝点７　２勝１分５敗　８得点・15失点
 
【最新チーム事情】
●前節で２得点に絡む活躍を見せた野沢がFWでスタメン濃厚。
●梁が負傷から戦線復帰。ベンチ入りも十分にあり得る。
●R・ロペス、水野、関ら離脱者も軒並み全体練習に参加。
 
【担当記者の視点】
　前節・神戸戦は勝利にあと一歩まで近付きながら、終了間際の失点で引き分け。連敗こそ止めたが、「勝たなければならない試合だった」（渡邉監督）。ただ、今季初の複数得点は好材料。なかでも野沢のFW起用が当たった。先制点を挙げ、２点目もクロスで起点となった。
 
　さらに朗報なのは梁の戦線復帰。「完治したと思う」と本人も負傷からの回復をアピールし、ベンチ入りできる目処が立った。バンディエラの帰還は、戦術面はもとより精神面でチームに与える影響は大きく、特に体力的に厳しくなる試合終盤で効いてくるだろう。
 
　現在15位の仙台にとっては、16位と降格圏にいる鳥栖になんとしてでも勝利しておきたい。ようやく調子を上げてきた攻撃陣が遅攻でもしっかりと相手を崩せれば、勝点３を奪い取れるはずだ。