福岡――GKのイ・ボムヨンは最後まで焦らず、しぶとく守り抜いた。

【警告】FC東京=森重(34分)、米本(89分) 福岡=ウェリントン(23分)、末吉(29分)、實藤(71分)
【退場】FC東京=なし 福岡=なし
【MAN OF THE MATCH】ウェリントン(福岡)
【福岡|採点・寸評】
GK
23 イ・ボムヨン 6.5
ミドル、クロスへの対応は素晴らしく、大きなミスはなかった印象だ。後半の苦しい時間帯も、そして最後のPKの場面でも決して焦らず、最後までしぶとく守り抜いた。
DF
5 實藤友紀 6.5(86分OUT)
敵の間合いに入らず、落ち着いて処理。オフェンスの局面でもリスキーなドリブルを避け、味方につなぐ意識が垣間見えた。
18 亀川諒也 6
安全第一のディフェンスで裏のスペースもケア。クロスを上げられる回数は少なくなかったが、完璧にやられたシーンはほとんどなかった。
19 堤 俊輔 6.5
地味ながらも右サイドをカバーしたり、「守備の仕事人」を印象付けた。CBコンビを組んだ田村との呼吸はかなり合っていた。
26 田村 友 6
FWの平山を警戒しつつ、ビルドアップにも顔を出す。プレーの精度はともかく、闘志を前面に押し出す姿勢はポジティブに映った。
MF
6 ダニルソン 6.5
ブルドーザーのような突進で平山やN・バーンズを潰す。全盛期とは言わないまでも、パワフルなディフェンスには威圧感があった。
10 城後 寿 5.5
裏に抜け出し、フリーでボレーシュートを放った絶好機は決めたかった。孤立する時間帯もあり、及第点には届かないだろう。
13 為田大貴 6
左サイドのポジションに捉われず、広範囲のエリアをカバー。後半も激しく上下動し、エリア付近でピンチの芽を摘んでいた。
15 末吉隼也 6
29 分に警告を受けてむしろ吹っ切れたか、後半は持ち前のパスセンスを発揮。PKを与えた反則は余計も、ウェリントンのゴールをアシストしたクロスは絶妙だ。
FW
7 金森健志 5.5(78分OUT)
何回かドリブルで抜け出したものの、ゴールには至らず。躊躇しないでミドルレンジからシュートするチャレンジも欲しかった。
17 ウェリントン 6.5(90分+1分OUT) MAN OF THE MATCH
左右に動いてCBふたり(森重と丸山)をかく乱。エアバトルにも果敢に挑み、存在感を示した。決勝弾を高く評価して、MOMに選出。
交代出場
FW
14 平井将生 -(78分IN)
1-0とリードしているデリケートな時間帯に投入も、プレッシャーがないようなボール捌きで時間を稼ぐ。献身的な働きに拍手!
DF
2 濱田水輝 -(86分IN)
試合の最終盤に右SBとして投入された。前田にピタリと張り付き、完封というミッションを完遂。
FW
9 中原貴之 -(90+1分IN)
出場時間が短く評価は不能も、クローザーとしての役割は果たす。次節以降の活躍に期待したい。
監督
井原正巳 6.5
守りから入る戦い方でFC東京にリズムを与えず、先行して以降は鋭いカウンターもあった。「今季J1で初勝利。「結果が出て良かった」と本人は安堵の表情を見せた。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
23 イ・ボムヨン 6.5
ミドル、クロスへの対応は素晴らしく、大きなミスはなかった印象だ。後半の苦しい時間帯も、そして最後のPKの場面でも決して焦らず、最後までしぶとく守り抜いた。
DF
5 實藤友紀 6.5(86分OUT)
敵の間合いに入らず、落ち着いて処理。オフェンスの局面でもリスキーなドリブルを避け、味方につなぐ意識が垣間見えた。
18 亀川諒也 6
安全第一のディフェンスで裏のスペースもケア。クロスを上げられる回数は少なくなかったが、完璧にやられたシーンはほとんどなかった。
19 堤 俊輔 6.5
地味ながらも右サイドをカバーしたり、「守備の仕事人」を印象付けた。CBコンビを組んだ田村との呼吸はかなり合っていた。
26 田村 友 6
FWの平山を警戒しつつ、ビルドアップにも顔を出す。プレーの精度はともかく、闘志を前面に押し出す姿勢はポジティブに映った。
MF
6 ダニルソン 6.5
ブルドーザーのような突進で平山やN・バーンズを潰す。全盛期とは言わないまでも、パワフルなディフェンスには威圧感があった。
10 城後 寿 5.5
裏に抜け出し、フリーでボレーシュートを放った絶好機は決めたかった。孤立する時間帯もあり、及第点には届かないだろう。
13 為田大貴 6
左サイドのポジションに捉われず、広範囲のエリアをカバー。後半も激しく上下動し、エリア付近でピンチの芽を摘んでいた。
15 末吉隼也 6
29 分に警告を受けてむしろ吹っ切れたか、後半は持ち前のパスセンスを発揮。PKを与えた反則は余計も、ウェリントンのゴールをアシストしたクロスは絶妙だ。
FW
7 金森健志 5.5(78分OUT)
何回かドリブルで抜け出したものの、ゴールには至らず。躊躇しないでミドルレンジからシュートするチャレンジも欲しかった。
17 ウェリントン 6.5(90分+1分OUT) MAN OF THE MATCH
左右に動いてCBふたり(森重と丸山)をかく乱。エアバトルにも果敢に挑み、存在感を示した。決勝弾を高く評価して、MOMに選出。
交代出場
FW
14 平井将生 -(78分IN)
1-0とリードしているデリケートな時間帯に投入も、プレッシャーがないようなボール捌きで時間を稼ぐ。献身的な働きに拍手!
DF
2 濱田水輝 -(86分IN)
試合の最終盤に右SBとして投入された。前田にピタリと張り付き、完封というミッションを完遂。
FW
9 中原貴之 -(90+1分IN)
出場時間が短く評価は不能も、クローザーとしての役割は果たす。次節以降の活躍に期待したい。
監督
井原正巳 6.5
守りから入る戦い方でFC東京にリズムを与えず、先行して以降は鋭いカウンターもあった。「今季J1で初勝利。「結果が出て良かった」と本人は安堵の表情を見せた。
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。