足の力がボールへ伝わりやすい感触が心地良い。

パワーと正確性を生み出す素足感覚でのキックを実現する『エヴォパワー 1.3 トリックス FG』は、セスク(写真)やジルーらが着用する。

スピードを武器とするプレーヤー向けの軽量モデル『エヴォスピード 1.5 トリックス FG』は、グリエーズマン(写真)やロイス、アグエロなどが着用する。
着替えた一同は、隣の人工芝ルームへ移動。反応速度とパス精度を上げるための練習をした。1か月以上前にフットサルで負った足の捻挫がまだ完治していないため、筆者は激しい動きを押さえてゆっくりとトラップしてパスをすることに専念。ただそれだけでも、普段履いているスパイクよりもグリップ力が高いのが十分に実感できた。
次の4階では、ボールを使ったドリブルでの障害物競走にチャレンジ。棒を交わしながらターンなども求められるため、故障中の筆者は参加を控えた。レースを終えた週3でサッカーをするという英国人記者に話を聞くと、「今日初めて履いたのに、こんなに走っても足が痛くないんだよ。走りやすいし、ボールの感触が分かるからドリブルもしやすい」と感想をくれた。
さらに隣の部屋には、キックターゲット・チャレンジが用意されていた。これはグループ全員の参加で、ボールをペイントの入ったボトルに当て、10分間ですべてのボトルを壊したら終了というものだった。インサイドキックではもちろんボールが掴みやすく、少し力を込めてシュートしようとインステップで蹴ってみると、足の力がボールへ伝わりやすく甲の部分で捉えている感触が心地良かった。
そして、最後の部屋へ移ると、ここで再びマテウスが登場する。蹴ったボールがおよそ5メートル先に立つマテウスの股を通過すれば、このワールドカップ・ウィナーに質問をできるという話だった。一度目の挑戦ではみんな失敗したものの、二度目は大幅にハードルが下げられて、各自質問の機会を与えられた。
筆者は、「ドイツサッカー史上最高の選手は誰だと思いますか?」とぶつけてみた。「もちろん私だよ!」という答えを予想していたのだが、間髪入れずに「フランツ・ベッケンバウアーさ」と一言。「ローター・マテウスは?」とさらに踏み込むと、レジェンドはニヤッと笑って筆者の肩を叩いた。
今回は完全に体感できなかったとはいえ、怪我が治った時には軽量で操作性の高い『トリックス』でプレーするのが楽しみでならない。プーマの契約選手であるセルヒオ・アグエロが「履いている実感がないほど軽量」と語ったスパイクが、マテウスがジョークを飛ばした通り「サッカー下手でも上手にしてくれる」魔法のブーツであることを期待したい。
文:松澤浩三
【スパイクに関するお問い合わせ先】
プーマ ジャパン
www.puma.com
http://bit.ly/1N9RkCV
次の4階では、ボールを使ったドリブルでの障害物競走にチャレンジ。棒を交わしながらターンなども求められるため、故障中の筆者は参加を控えた。レースを終えた週3でサッカーをするという英国人記者に話を聞くと、「今日初めて履いたのに、こんなに走っても足が痛くないんだよ。走りやすいし、ボールの感触が分かるからドリブルもしやすい」と感想をくれた。
さらに隣の部屋には、キックターゲット・チャレンジが用意されていた。これはグループ全員の参加で、ボールをペイントの入ったボトルに当て、10分間ですべてのボトルを壊したら終了というものだった。インサイドキックではもちろんボールが掴みやすく、少し力を込めてシュートしようとインステップで蹴ってみると、足の力がボールへ伝わりやすく甲の部分で捉えている感触が心地良かった。
そして、最後の部屋へ移ると、ここで再びマテウスが登場する。蹴ったボールがおよそ5メートル先に立つマテウスの股を通過すれば、このワールドカップ・ウィナーに質問をできるという話だった。一度目の挑戦ではみんな失敗したものの、二度目は大幅にハードルが下げられて、各自質問の機会を与えられた。
筆者は、「ドイツサッカー史上最高の選手は誰だと思いますか?」とぶつけてみた。「もちろん私だよ!」という答えを予想していたのだが、間髪入れずに「フランツ・ベッケンバウアーさ」と一言。「ローター・マテウスは?」とさらに踏み込むと、レジェンドはニヤッと笑って筆者の肩を叩いた。
今回は完全に体感できなかったとはいえ、怪我が治った時には軽量で操作性の高い『トリックス』でプレーするのが楽しみでならない。プーマの契約選手であるセルヒオ・アグエロが「履いている実感がないほど軽量」と語ったスパイクが、マテウスがジョークを飛ばした通り「サッカー下手でも上手にしてくれる」魔法のブーツであることを期待したい。
文:松澤浩三
【スパイクに関するお問い合わせ先】
プーマ ジャパン
www.puma.com
http://bit.ly/1N9RkCV