• トップ
  • ニュース一覧
  • わずか45分で圧巻4発! 昌平2年生MF長璃喜の先発へのこだわり。玉田圭司監督も期待「形をうまく作れば誰も止められない」

わずか45分で圧巻4発! 昌平2年生MF長璃喜の先発へのこだわり。玉田圭司監督も期待「形をうまく作れば誰も止められない」

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2024年05月27日

インハイ予選で真価を示せるか

ドリブルには絶対の自信。守備面など課題を克服できれば、もう1つ上のステージも見えてくる。写真:松尾祐希

画像を見る

 しかし、今季の役割は昨年と同じく“スーパーサブ”。「戦術的な部分もあるし、今の昌平は長のような選手が後ろにいるのは心強い」と指揮官が評したように、左サイドで得意のカットインを武器に流れを変えるタスクを担う。

 選手としてスタートからピッチに立てない悔しさはもちろんある。「シーズンの最初の頃は悔しかった。やっぱりスタートから出たかったし、でもなかなか出られなくて。前節も初めてスタメンで出たけど、思うような結果を残せなかった」。

 今季初スタメンとなった前節の鹿島アントラーズ戦(0-1)は、相手の牙城を崩せずに不発。その結果、市立船橋戦はベンチスタートになった。それでも、長は成長するために腐らずに取り組んで最高のパフォーマンスを見せた。
 
 では、レギュラーとしてピッチに立つために何が必要なのか――。長は言う。

「守備面や全体を通してのポジショニングは課題。試合の出場時間が長くないので試合勘もあまり良くないけど、改善するためにフィジカルの強化やステップワークに取り組んでいる」

 攻撃面では特長を発揮できる一方で、守備は不得意。プレスをかけるタイミングやパスコースの切り方などは改善の余地を残す。逆に言えば、そうした課題を克服できれば、攻守でチームに貢献できる選手になるし、もう1つ上のステージも見えてくる。

 プロも注目するアタッカーは壁を乗り越え、これから始まるインターハイ予選で真価を示せるか。新たな自分に出会うべく、玉田監督のもとで貪欲にチャレンジを続けていく。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

【記事】「丸刈りで、やっているサッカーも...」前園真聖が鹿実時代の“コンプレックス”を激白!「抜け出したいと、ずっと思っていた」

【記事】豊田章男氏に感銘。“自分の言葉”で訴えかける昌平の玉田圭司監督。日に日に高まる情熱。「サッカーを楽しむ」も忘れずに

【PHOTO】輝く笑顔とポージングで個性を発揮!U-17女子アジアカップに出場するリトルなでしこ全選手&監督のポートレートを一挙紹介!
 
【関連記事】
豊田章男氏に感銘。“自分の言葉”で訴えかける昌平の玉田圭司監督。日に日に高まる情熱。「サッカーを楽しむ」も忘れずに
「活躍すればいいけど賭け」「賛否ある」内田篤人、高校卒業→Jを経由せずに海外挑戦の風潮に見解「宮市も言ってたけど...」
「丸刈りで、やっているサッカーも...」前園真聖が鹿実時代の“コンプレックス”を激白!「抜け出したいと、ずっと思っていた」
「酒井宏樹さんにバチバチにやられた」。“本物のプレー強度”を体感し、意識がさらに変わった神村学園の名和田我空「守備が苦手という印象を払拭したい」
バイエルンで貴重な経験。大宮U18の1年生ボランチ神田泰斗が示した可能性。指揮官は「予測がすごく速い。賢い子」と評価

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2025年6月号
    5月10日発売
    KASHIWA REYSOL
    柏レイソル大解剖
    魅惑的な「リカルド戦術」の正体
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2025年6月5日号
    5月15日発売
    識者を唸らせたのは誰だ!?
    2024-2025シーズンの
    BEST PLAYER
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ