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【ACL】明暗別れたJクラブ勢。浦和が突破を決める一方、広島とG大阪は早期敗退。やはり足かせになったのは…

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2016年04月21日

昨季のJ1チャンピオンを争った2チームが早期敗退した事実は、重く受け止めるべきだろう

広島の2勝は、いずれもこのブリーラム・Uが相手。"草刈り場"でしか、勝点を稼げなかった。(C)Getty Images

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 一方、最終節を待たずしてGS敗退が決まったのが、広島とG大阪だ。
 
 グループFの広島は、草刈り場となったタイのブリーラム・U(5戦全敗)には2勝したものの、FCソウルにはホーム・アウェーともに敗れ、山東魯能にもアウェーで1-2と黒星を喫した。
 
 広島より深刻なのはグループGのG大阪で、5試合で1勝も挙げられないまま、すでにグループ最下位が確定している。
 
 惨敗とも言うべき両チームの体たらくは、厳しく避難されて然るべきだろう。とはいえ、彼らにはエクスキューズもある。広島とG大阪は、昨年から今年にかけて、もっともハードなスケジュールを強いられた2チームだったからだ。
 
 特に厳しかったのは、J1王者の広島だ。昨年末にクラブワールドカップを戦った彼らは、今冬のオフが約3週間しかなかった。これは、かなりの負荷がかかっていたと言わざるを得ない。

 選手たちは"日程を言い訳にしたくない"と気丈に振舞っているかもしれないが、蓄積された疲労は、相当なダメージとして身体の芯に残っているはずだ。

 実際に、一番”忙しかった”新10番の浅野は、1月に行なわれたU-23アジア選手権(リオ五輪最終予選)優勝の歓喜と引き換えに、左足足底筋膜炎や右腸腰筋損傷での度重なる戦線離脱を余儀なくされている。
 
 過密日程を乗り切ってこそ”真の強豪”と言うこともできるが、一方で勤続疲労が選手の足かせになっていたとの分析も的外れではないだろう。

 いずれにせよ、昨季のJ1チャンピオンを争った2チームの早期敗退は、日本サッカーにとってショッキングな事実である。とりわけ、過酷なスケジュールを強いられた広島の敗戦は、重く受け止めるべきではないだろうか。
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