「その感覚はドイツで養えた」
昨冬のU-15高円宮杯ではキャプテンとしてチームを準優勝に導くなど、有望株としてクラブから大きな期待をかけられていた神田。U15時代から丹野監督から守備の重要性を説かれ、意識改革に取り組んできた成果が今に繋がっている。神田は言う。
「中2の時に(左SBから)ボランチにコンバートされてから、丹野監督から常に守備の予測は求められていたのと、何回か代表活動などでヨーロッパのチームと対戦して学んだこともある。自分はフィジカルがそんなにあるタイプではないので、頭で考えて予測することをU18に上がる前から取り組んできたことが大きい。
元々、予測はできていたと思うけど、今はそれにプラスして、ひとつ前で捕まえた方がいいなとか、スペースを埋めた方がいいなとか、そういうのは少しずつ身についてきた」
「中2の時に(左SBから)ボランチにコンバートされてから、丹野監督から常に守備の予測は求められていたのと、何回か代表活動などでヨーロッパのチームと対戦して学んだこともある。自分はフィジカルがそんなにあるタイプではないので、頭で考えて予測することをU18に上がる前から取り組んできたことが大きい。
元々、予測はできていたと思うけど、今はそれにプラスして、ひとつ前で捕まえた方がいいなとか、スペースを埋めた方がいいなとか、そういうのは少しずつ身についてきた」
また、クラブでの活動に加え、昨冬にバイエルン・ミュンヘンのU-15チームに短期留学した経験も、成長スピードを加速させる契機になった。「ヨーロッパの中でもドイツは少し日本に似ているというのは聞いていた。最初は、馴染めないまでは言わないけど、少し難しい部分もあったけど、練習でゴールを決めたり、プレーでアピールをしていくと、徐々に認められてバイエルンの選手と関係性が深まった」という。
「ボールを奪うプレーがすごく評価される。それはドイツですごく感じて、その2週間で奪いに行く姿勢は日本に持ち帰ろうと思った」。守備の予測でも発見があり、「寄せてくるスピードが速い。自分は足が速くないので、ひとつ速く予測できれば、相手に対して1歩、2歩寄せる距離が変わるので、その感覚はドイツで養えた」のは大きい。
世界基準を知った15歳はプレミアリーグで研鑽を積んでいけば、さらなる飛躍も見えてくる。来年のU-17ワールドカップを目ざす背番号24のチャレンジはまだ始まったばかりだ。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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