【有力|“ジャガー”浅野、手倉森監督の“秘蔵っ子”矢島の選出も堅いか】
【有力】
GK 中村航輔(柏)
DF 亀川諒史(福岡)、山中亮輔(柏)
MF 大島僚太(川崎)、原川 力(川崎)、矢島慎也(岡山)
FW 浅野拓磨(広島)
浅野は本来、「当確」でもおかしくはない。そのスピードと勝負強さは最終予選でもチームを救った。しかし、左足の負傷でポルトガル遠征を辞退し、3月末にも右腸腰筋損傷(全治3週間)で戦線離脱。スピードの源となる足が万全でなければ、持ち味は半減してしまう。わずか1週間のオフで今季を迎え、勤続疲労が否めない分、「有力」に留めた。
矢島は2列目ならどこでもこなし、昨季途中から岡山でボランチとしても新境地を開拓。静岡合宿の清水戦では、ボランチ起用の可能性を試された。手倉森監督の“秘蔵っ子”とも言うべき存在であり、「矢島の力は分かっている」という言葉も受けている。
とはいえ、ボランチには副キャプテンの大島、キック精度に定評のある原川もおり、さらにはオーバーエイジ候補で柴崎の名前も挙がっている。この世代で見れば、矢島、大島、原川の3人で2枠を争うような構図か。
室屋と松原の故障で本命不在のSBは、右も左もできる亀川、精度と破壊力を備えた左足を持つ山中をセレクトした。もっとも、両者とも明確な結果を残しているわけではなく、山中に至ってはアピールのチャンスだったポルトガル遠征と静岡合宿を負傷で辞退している。オーバーエイジ枠を使用するとなれば、「門戸」はさらに狭くなるだけに、リーグ戦と5月の代表活動がひとつポイントになりそうだ。
メキシコ戦でゴールマウスを任された中村は、GK争いの“陰のキーマン”と言える存在だ。他の候補者たちがクラブでバックアップに甘んじているなか、唯一レギュラーとしてプレーしている。シュートストップの能力は手倉森監督も認めるところで、判断力や安定感を磨けば、櫛引に肩を並べるかもしれない。
GK 中村航輔(柏)
DF 亀川諒史(福岡)、山中亮輔(柏)
MF 大島僚太(川崎)、原川 力(川崎)、矢島慎也(岡山)
FW 浅野拓磨(広島)
浅野は本来、「当確」でもおかしくはない。そのスピードと勝負強さは最終予選でもチームを救った。しかし、左足の負傷でポルトガル遠征を辞退し、3月末にも右腸腰筋損傷(全治3週間)で戦線離脱。スピードの源となる足が万全でなければ、持ち味は半減してしまう。わずか1週間のオフで今季を迎え、勤続疲労が否めない分、「有力」に留めた。
矢島は2列目ならどこでもこなし、昨季途中から岡山でボランチとしても新境地を開拓。静岡合宿の清水戦では、ボランチ起用の可能性を試された。手倉森監督の“秘蔵っ子”とも言うべき存在であり、「矢島の力は分かっている」という言葉も受けている。
とはいえ、ボランチには副キャプテンの大島、キック精度に定評のある原川もおり、さらにはオーバーエイジ候補で柴崎の名前も挙がっている。この世代で見れば、矢島、大島、原川の3人で2枠を争うような構図か。
室屋と松原の故障で本命不在のSBは、右も左もできる亀川、精度と破壊力を備えた左足を持つ山中をセレクトした。もっとも、両者とも明確な結果を残しているわけではなく、山中に至ってはアピールのチャンスだったポルトガル遠征と静岡合宿を負傷で辞退している。オーバーエイジ枠を使用するとなれば、「門戸」はさらに狭くなるだけに、リーグ戦と5月の代表活動がひとつポイントになりそうだ。
メキシコ戦でゴールマウスを任された中村は、GK争いの“陰のキーマン”と言える存在だ。他の候補者たちがクラブでバックアップに甘んじているなか、唯一レギュラーとしてプレーしている。シュートストップの能力は手倉森監督も認めるところで、判断力や安定感を磨けば、櫛引に肩を並べるかもしれない。