攻撃にも相乗効果、メンタル面も向上
攻撃面では、チームはJ3で4番目に多い17得点をマークし、毎試合で先制点を奪っている。チームトップスコアラーの杉本は「ゴールに目が行きがちだけど、シュートブロックなどは守備の選手がたくさんやってくれている」と堅守に感謝。「その分も前は点を取らないといけない」と、フィニッシュだけでなく、ポストプレーやチャンスメイクなどでも走り回る。
このほか、泉柊椰や中野誠也、藤井に泉澤仁と攻撃陣が点を決めた一方、守備陣も良い働きを見せ、17得点中6得点がDFの選手たちのゴールだ。濱田、市原が決めたセットプレーだけでなく、SBの茂木力也と下口稚葉の得点は攻撃参加したからこそ。攻守にわたって助け合い、相乗効果を生み出しながら戦えていることの影響は大きい。
また、メンタル面の向上も好調の下支えになっている。杉本はこう話す。
「目の前の相手に負けないというところや、この試合に絶対勝つとか、そういう気持ちの部分、闘志みたいなものが、僕はもっと『出せ、出せ』と思っていて、個人個人で徐々に出てきている。やはり本当にチームが活気づくんですよ。そういう選手がいると燃える。一人ひとりの要求も増えてきているし、良いと思う」
小島も続く。「1点差で勝っている時や、ラスト10分などの雰囲気がすごいんですよ。ヒリヒリ感が」と嬉しそう。「カウンターを食らいそうなミスがあったら、めちゃくちゃ『おい!』みたいな感じで何人かが怒るみたいな。良い雰囲気だなと思う。俺もちょっと言っていますよ。勝ちに対しての雰囲気がすごく良くて、それが今、良いなって」。
このほか、泉柊椰や中野誠也、藤井に泉澤仁と攻撃陣が点を決めた一方、守備陣も良い働きを見せ、17得点中6得点がDFの選手たちのゴールだ。濱田、市原が決めたセットプレーだけでなく、SBの茂木力也と下口稚葉の得点は攻撃参加したからこそ。攻守にわたって助け合い、相乗効果を生み出しながら戦えていることの影響は大きい。
また、メンタル面の向上も好調の下支えになっている。杉本はこう話す。
「目の前の相手に負けないというところや、この試合に絶対勝つとか、そういう気持ちの部分、闘志みたいなものが、僕はもっと『出せ、出せ』と思っていて、個人個人で徐々に出てきている。やはり本当にチームが活気づくんですよ。そういう選手がいると燃える。一人ひとりの要求も増えてきているし、良いと思う」
小島も続く。「1点差で勝っている時や、ラスト10分などの雰囲気がすごいんですよ。ヒリヒリ感が」と嬉しそう。「カウンターを食らいそうなミスがあったら、めちゃくちゃ『おい!』みたいな感じで何人かが怒るみたいな。良い雰囲気だなと思う。俺もちょっと言っていますよ。勝ちに対しての雰囲気がすごく良くて、それが今、良いなって」。
長澤監督は10試合を一区切りとし、そこでの戦いぶりで立ち位置が決まるとしていた。選手たちが手応えを深めて首位に立ち、長澤監督は「自分たちは自分たちのやるべきことを、というところで上を見なくていいという感じかな。自分たちに集中していける」とする。「この次の10試合がまたすごく大事になるので、しっかり戦っていきたい」とした。
キャプテンの石川俊輝は「チームとしても個人としてもそうだけど、まだまだ過程」と甘んじることはない。下口は「テツさんはしっかり戻ることやボールに寄せることなど、難しいことではなくて『当たり前のことをどれだけ追求できるか』というところを求めている」と、今後も妥協なく突き詰めるつもりだ。
元ポーランド代表のシュヴィルツォクや泉澤、富山貴光と負傷離脱していたアタッカーも戻ってきた。攻撃力アップが期待でき、大宮の脅威は増していくだろう。
まずは4月27日に敵地で行なわれる次節の3位・今治との上位対決が大切。古巣戦になる下口は、「『この試合がラストなんだ』というぐらいの気持ちでと、長澤監督に話してもらった。どれくらいの気持ちを懸けられるか」と集中を保つ。
残りは28試合。ここから先も応援歌のタイトルのように、“無敵大宮”のまま目標達成へと突き進んでいきたい。
取材・文●松澤明美(大宮花伝)
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元ポーランド代表のシュヴィルツォクや泉澤、富山貴光と負傷離脱していたアタッカーも戻ってきた。攻撃力アップが期待でき、大宮の脅威は増していくだろう。
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