「みんなのボルテージは管理したい」開催国カタール戦で、CB木村誠二は冷静さを貫く構え「逆に審判を味方につければ、かなりプラス」【U-23アジア杯】
カテゴリ:日本代表
2024年04月24日
日の丸を背負う喜びと責任を感じて
23日は夕刻からトレーニングをスタートしたなかで、チーム全体でカタールの情報はまだ共有されていなかった。警戒すべき選手などはインプットされていないが、気をつけたいポイントがあると木村は言う。それがレフェリングだ。
「アウェーの雰囲気に飲まれないようにして、どれだけ自分たちの力を100パーセント発揮できるか」と前置きしたうえで、主審のジャッジに細心の注意を払いたいと話す。
「(相手が開催国なのでジャッジが)厳しくなるのは分かる。ただ、VARもあるので、真っ当なプレーであれば、カードは取られないし、ファウルもしっかり見てくれると思う。それでもペナルティエリア内とか、ゴールに近いところでは気をつけないといけない。逆に審判を味方につけることができれば、かなり僕らにはプラスになる」
冷静沈着に振る舞い、どんな状況でも惑わされない。万が一、チームとして熱くなるような場面があれば、木村は積極的に落ち着かせる役割も担いたいと口にする。
「アウェーの雰囲気に飲まれないようにして、どれだけ自分たちの力を100パーセント発揮できるか」と前置きしたうえで、主審のジャッジに細心の注意を払いたいと話す。
「(相手が開催国なのでジャッジが)厳しくなるのは分かる。ただ、VARもあるので、真っ当なプレーであれば、カードは取られないし、ファウルもしっかり見てくれると思う。それでもペナルティエリア内とか、ゴールに近いところでは気をつけないといけない。逆に審判を味方につけることができれば、かなり僕らにはプラスになる」
冷静沈着に振る舞い、どんな状況でも惑わされない。万が一、チームとして熱くなるような場面があれば、木村は積極的に落ち着かせる役割も担いたいと口にする。
「ジャッジはしょうがないので、何か言ったところで変わるわけでもない。本当にダメなジャッジだったら、後から何か処分があるはず。いちいち怒って審判に詰め寄ってしまうと、無駄に時間が削られるし、より審判を怒らせて相手側につかせてしまうかもしれない。
なかには怒ることも必要かもしれないけど、僕は守備の選手として落ち着きたい。熱い雰囲気になってしまったのであれば、みんなのボルテージは管理したいですね」
実際に今大会は際どい判定が目立ち、VARが介入し、オン・フィールド・レビューの末に退場処分になるケースも少なくない。そうした状況下で我を見失っては勝利が遠ざかってしまう。だからこそ、木村は仲間を落ち着かせ、冷静に戦う姿勢を貫く構えでいる。
ノックアウトステージは、負ければ終わりの一発勝負。ひとつのミスや不要な振る舞いが命取りになる。怪我から戻ってきた木村は、日本を代表して戦える喜びと責任を感じながら、チームを勝利に導くために、全身全霊を注いで戦う。
取材・文●松尾祐希(サッカーライター)
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ノックアウトステージは、負ければ終わりの一発勝負。ひとつのミスや不要な振る舞いが命取りになる。怪我から戻ってきた木村は、日本を代表して戦える喜びと責任を感じながら、チームを勝利に導くために、全身全霊を注いで戦う。
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