2か月ぶりの一撃でヴァーディーがレジェンドに並ぶ。

シーズン20ゴール目となる先制点を決めたヴァーディー。クラブのレジェンドであるリネカーの記録したシーズン最多ゴール数に並ぶ一撃は、目の覚めるような鮮やかなカウンターからだった。(C) Getty Images
後半も試合のペースを握ったのはサンダーランド。46分と50分に右サイドのボリーニがドリブルでカットインしてからミドルシュートを放つなど、サイドからレスター守備陣を崩そうと試みた。
攻め込まれる展開が続き、さらに岡崎&ヴァーディーの連携も相手の守備に上手く絶たれたレスター。見かねたラニエリ監督は62分に岡崎に代えてウジョアを投入し、状況打開への糸口を探った。
そして、直後の66分に試合が動く。レスターのドリンクウォーターが自陣から相手の最終ラインの背後に走り込むヴァーディーに、絶妙なロングボールを供給。追い掛けてきた相手DFカブールをスピードで振り切ったイングランド代表FWは、GKマンノーネとの1対1を冷静に制して、先制に成功したのだ。
クラブ史上では1984-85シーズンのリネカー以来となるトップリーグ20得点を決めたヴァーディーの一撃で先行したレスターは、このエースを除いた全員を自陣に下げる極端な守備陣形を敷いた。
何としても勝点を掴みたいサンダーランドも残り15分になり、交代カードを使いきって攻勢を強め、81分にはゴール前でフリーとなった途中出場ロドウェルが絶好機を得るも、まさかのキックミスでこれを逃す。
そして、終了間際の95分に再びレスターのカウンターが炸裂。ハーフウェーライン付近で緩い縦パスを受けたヴァーディーが、反転してDFコネをなぎ倒しながら抜き去ると、さらにGKも加速で抜き去って、独走ゴールを決めたのだ。
結局、レスターはサンダーランドを2-0でシャットアウト。5試合連続完封で3ポイントを手にし、勝点を72にまで伸ばした。
試合前にラニエリ監督が「難しい試合になる」と予見したように、残留に向けて猛然と戦いを挑んできたサンダーランドに苦戦したものの、数少ないチャンスをモノにして勝ち切ったレスター。2位トッテナムとの勝点差も暫定ながら10に広げて、歴史的戴冠へ、また一歩近づいた。
攻め込まれる展開が続き、さらに岡崎&ヴァーディーの連携も相手の守備に上手く絶たれたレスター。見かねたラニエリ監督は62分に岡崎に代えてウジョアを投入し、状況打開への糸口を探った。
そして、直後の66分に試合が動く。レスターのドリンクウォーターが自陣から相手の最終ラインの背後に走り込むヴァーディーに、絶妙なロングボールを供給。追い掛けてきた相手DFカブールをスピードで振り切ったイングランド代表FWは、GKマンノーネとの1対1を冷静に制して、先制に成功したのだ。
クラブ史上では1984-85シーズンのリネカー以来となるトップリーグ20得点を決めたヴァーディーの一撃で先行したレスターは、このエースを除いた全員を自陣に下げる極端な守備陣形を敷いた。
何としても勝点を掴みたいサンダーランドも残り15分になり、交代カードを使いきって攻勢を強め、81分にはゴール前でフリーとなった途中出場ロドウェルが絶好機を得るも、まさかのキックミスでこれを逃す。
そして、終了間際の95分に再びレスターのカウンターが炸裂。ハーフウェーライン付近で緩い縦パスを受けたヴァーディーが、反転してDFコネをなぎ倒しながら抜き去ると、さらにGKも加速で抜き去って、独走ゴールを決めたのだ。
結局、レスターはサンダーランドを2-0でシャットアウト。5試合連続完封で3ポイントを手にし、勝点を72にまで伸ばした。
試合前にラニエリ監督が「難しい試合になる」と予見したように、残留に向けて猛然と戦いを挑んできたサンダーランドに苦戦したものの、数少ないチャンスをモノにして勝ち切ったレスター。2位トッテナムとの勝点差も暫定ながら10に広げて、歴史的戴冠へ、また一歩近づいた。