森保監督の目前で2ゴール。ポストプレーの豊富なバリエーションも
その後、ズウォレの粘りにあって、試合は2-2の引き分けに終わり、NECはアヤックスに抜かれて6位に順位を落としたが、とても素晴らしいシーズンを送っている。1週間後はフェイエノールトとのKNVBカップ決勝戦という大舞台が、NECを待ち受けている。
チームとともに小川も成長を重ね、押しも押されもせぬエースストライカーになった。3月の国際マッチウイークで北朝鮮と戦ってからオランダに戻った小川は体調を崩し、「1週間近く寝たきりになってコンディションが戻らなかった」のだという。NECが今季無敵のPSVを3-1で倒したとき、小川はスタンドからチームメイトの活躍を見守った。
「PSV戦のNECはとても良かった。FWの選手(=普段はスーパーサブを務めるシラ・ソ―)もゴールしました。それでも僕が練習に復帰してから2日目の試合(対フォルトゥナ戦/1-1)でスタメンに出ることができました。コンディションは万全ではありませんでしたが、それでも自分を使ってくれたというのは、今まで自分が(プレーや結果で)示したことがあると思います。そこの信頼はとても嬉しかったです。体調を崩してしまったことは申し訳ありません。今日はちょっとコンディションが戻ってきた感じがしました。ここから4試合、もっとゴールを決めたいです」
チームとともに小川も成長を重ね、押しも押されもせぬエースストライカーになった。3月の国際マッチウイークで北朝鮮と戦ってからオランダに戻った小川は体調を崩し、「1週間近く寝たきりになってコンディションが戻らなかった」のだという。NECが今季無敵のPSVを3-1で倒したとき、小川はスタンドからチームメイトの活躍を見守った。
「PSV戦のNECはとても良かった。FWの選手(=普段はスーパーサブを務めるシラ・ソ―)もゴールしました。それでも僕が練習に復帰してから2日目の試合(対フォルトゥナ戦/1-1)でスタメンに出ることができました。コンディションは万全ではありませんでしたが、それでも自分を使ってくれたというのは、今まで自分が(プレーや結果で)示したことがあると思います。そこの信頼はとても嬉しかったです。体調を崩してしまったことは申し訳ありません。今日はちょっとコンディションが戻ってきた感じがしました。ここから4試合、もっとゴールを決めたいです」
森保一・日本代表監督の目前でNECを勢いづかせる2ゴールを決めただけでなく、この夜の小川はポストプレーの豊富なバリエーションを披露した。
「日本は2列目に素晴らしい選手がいるから、彼らを活かしたサッカーをたぶんしたいのだと思う。ワントップとして前線で身体を張ることができ、2列目をいい状態で使える選手が重宝され、求めていると思うんです。僕自身、(NECで)そのことにフォーカスして今シーズン取り組んできました。まだまだ十分ではありませんが、多少なりともそこが評価されたという印象があります。ワールドカップのメンバーに選ばれるために、そこをもっともっと突き詰めていきたいと思います」
ゴールでサポーターを熱狂させ、技ありのポストプレーでファンを唸らせる。それがNECの背番号18、小川航基だ。
取材・文●中田 徹
【動画】小川航基がズウォレ戦でダイビングヘッド&PKで2ゴール!
「日本は2列目に素晴らしい選手がいるから、彼らを活かしたサッカーをたぶんしたいのだと思う。ワントップとして前線で身体を張ることができ、2列目をいい状態で使える選手が重宝され、求めていると思うんです。僕自身、(NECで)そのことにフォーカスして今シーズン取り組んできました。まだまだ十分ではありませんが、多少なりともそこが評価されたという印象があります。ワールドカップのメンバーに選ばれるために、そこをもっともっと突き詰めていきたいと思います」
ゴールでサポーターを熱狂させ、技ありのポストプレーでファンを唸らせる。それがNECの背番号18、小川航基だ。
取材・文●中田 徹
【動画】小川航基がズウォレ戦でダイビングヘッド&PKで2ゴール!