鳥栖――足りないのは気持ちだ。怖いもの知らずの鎌田と三丸はチームの窮地を救えるか。
J1リーグ1stステージ・6節
川崎フロンターレ - サガン鳥栖
4月10日(日)/15:00/等々力陸上競技場
サガン鳥栖
1stステージ成績(5節終了時):14位 勝点5 1勝2分2敗 5得点・6失点
【最新チーム事情】
●牲川、三丸、鎌田の3選手がU-23代表候補合宿のメンバーに選出される。
●牲川は「新しい選手も入ってくると思うので、そこでしっかり自分をアピールして残っていけるように頑張ります」とサバイバルに意気込む。
●三丸は「呼ばれたからといって急激に上手くなったり、速くなったりするわけではないと思うので、今出来ることをしっかりアピールしてきたい」と初招集にも冷静。
●鎌田は「自分の良さをしっかり出せるように頑張ります」と静かに闘志を燃やす。
【担当記者の視点】
直近のナビスコカップ第3節・仙台戦は、またも終盤に追いつかれて勝ち星を逃がした。これで開幕戦以外の公式戦、全6試合で勝利から遠ざかっている。さらに、今シーズンはすべての試合で失点をしており、守備から立て直しを図ったフィッカデンティ監督の思惑とは大きく外れている。
ここ数試合は、先制点こそ奪うも終盤に追いつかれるという結果を繰り返している。それでも、指揮官は「決して悪いサッカーはしていない。良い形の時は続けるしかない」と言い切る。
確かにポゼッション率と走行距離では相手を上回っていて、追加点を挙げることさえできれば勝ち切れそうな試合が多いのは事実だ。しかし、結果につなげるためには、さらにひとつ“なにか”が必要だろう。監督は、それを「選手の気持ち」と分析する。川崎戦では、選手が自信と自覚を持って戦えるか。
メンタル面に問題を抱えるチームのなかで、U-23代表候補に選ばれた鎌田と三丸が、積極的な姿勢でチームにアクセントを与えている。怖いもの知らずのふたりが、この窮地を救う存在になるかもしれない。
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