J１リーグ・１stステージ６節
鹿島アントラーズ－サンフレッチェ広島
４月10日（日）／16:00／県立カシマサッカースタジアム
 
サンフレッチェ広島
1stステージ成績（５節終了時）： ７位　勝点８　２勝２分１敗　11得点・５失点
 
【最新チーム事情】
●公式戦４連勝中で、その間13得点・１失点と攻守に安定。
●P・ウタカが３試合連続ゴール中と攻撃の軸に。
●浅野と佐々木が負傷離脱も、代わって茶島や宮吉らが結果を出し始める。
 
【担当記者の視点】
　内容と結果がようやくシンクロし始めた。ACL３節のブリーラム戦から公式戦４連勝。完封３試合を含む１失点と守備が結果を出せば、攻撃でも４試合で13得点、全試合がマルチゴールと破壊力を見せつけている。
 
　リーグ戦ではP・ウタカが３試合連続ゴールと力を示し、茶島も仙台戦でリーグ初得点。さらに、宮吉、佐藤、柴﨑と複数の選手が具体的な結果を出していることは、優勝した昨季後半戦の快進撃を思わせる。負傷離脱していた森﨑和もACL４節で実戦復帰し、選手間の競争は激化。浅野と佐々木の負傷離脱や野津田の期限付き移籍で懸念された、選手層の不安を感じさせないほどの充実ぶりだ。
 
　ただ、タイへの長距離移動と38度という暑さによる疲労が果たして抜け切るか。タイから鹿島へと遠征が続いていることは懸念材料である。
 
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