J１リーグ・１stステージ６節
鹿島アントラーズ－サンフレッチェ広島
４月10日（日）／16:00／県立カシマサッカースタジアム
 
鹿島アントラーズ
１stステージ成績（５節終了時）：３位　勝点10　３勝１分１敗　５得点・２失点
 
【最新チーム事情】
●８日の紅白戦で植田が足を痛め、練習を切り上げた。広島の出場は微妙か。
●前節・川崎戦では、何度か訪れた決定機を決められず、ヒーローになり損ねた土居。「課題はひとつずつクリアできている。次はしっかり決めること」と意気込む。
●選手会長の西が“戦えるチームにしよう”と、普段から思ったことを口にしようと心がけている。「どんどん（チームメイトに）言っていきたい」とコメント。
 
【担当記者の視点】
　連敗スタートとなったナビスコカップでは、６日の第３節・名古屋戦で初勝利を挙げた。先制される嫌な展開だったが、遠藤、カイオ、昌子のゴールで鮮やかな逆転勝利！　「やるべきことをしっかりやった結果」（石井監督）、週末の広島戦に向けて良い流れを作ることができたと言えるだろう。
 
　リーグ戦ではここまで安定感のある戦いを見せており、ここで昨季王者を叩ければ、さらに勢いがついてくるはず。ここ最近はカイオ、遠藤の両アタッカーが高いパフォーマンスを見せているのは好材料で、SBとの連動したサイドアタックで好機を作り出したい。
 
　広島も徐々に調子を上げてきており、簡単なゲームにはならないだろう。ただ、相手はACLでの長距離移動で少なからず疲れがあるはず。試合開始からアグレッシブな姿勢を見せ、走り負けなければ、自ずと勝利は転がり込んでくるに違いない。
 
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