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【G大阪】5年ぶりPK失敗の遠藤は、「また機会があればしっかりと蹴りたい」。公式戦3連敗のG大阪が、苦境から抜け出す術は?

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2016年04月03日

噛み合い始めた宇佐美、パトリック、アデミウソン。PK獲得も彼らの連係からだった。

パトリックへのクロスで先制点に絡んだ宇佐美は、終盤にはアデミウソンとのワンツーで抜け出し、PKを獲得した。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 チームはACLを含め公式戦3連敗。それでも長谷川健太監督は「正直、悔しい。こういう時期は、自分たちの力で乗り越えないといけない」としながらも「悲観する内容ではなかった」と必死に前を向いた。
 
 パトリックを1トップに置き、左MFに宇佐美、右MFにアデミウソン。そしてトップ下に倉田秋。開幕前から期待をかけていた新布陣が揃って先発したのは初めてで、ようやくひとつの形になった。
 
 19分には、左の宇佐美が上げたクロスを、パトリックが頭で落とし、最後は右足ダイレクトでアデミウソンが移籍後初ゴール。試合終盤には、何度も宇佐美、アデミウソンが短いパスで相手ペナルティエリアへと侵入していった。最後にPKを獲得したのも、彼らの連係からだった。
 
 しかし宇佐美は「チャンスがたくさんありながらも、決めきれなかった。(敗戦は)自分の責任だと思う」と渋い表情。アデミウソンも「もう少し、ダイナミックにいかないといけなかった。前でボールをつなぎすぎたり、行けるところでワンテンポ遅れたりしていた」と課題を振り返った。
 
 それでも、確かな光が見えたのも事実。この敗戦を糧にできるかどうかは、今後にかかっている。
 
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