甲府――山本の早々の退場が響く。“捨て身”の6-3-0布陣にしたあと、痛恨の失点を喫する。
【甲府|採点・寸評】
GK
1 河田晃兵 5
ボールを持てばできるだけ時間を使い、無失点に抑え切ろうとした。高木の決定的なシュートを止めたものの2点を与えた。
DF
28 橋爪勇樹 5.5
守備時は最終ラインに入る。宇賀神の消極的なプレーに助けられていた印象。最後に意地を見せ、思い切ったクロスを放ちゴールの起点になった。
17 津田琢磨 4.5 (71分 OUT)
まず武藤にマンマーク気味で対応。数的不利になったあと、リベロの位置に入って凌ぎ切ろうとしたが、興梠にかわされた。
4 山本英臣 3
31分、浮き球に手を出して2枚目のイエローカードを受け退場処分に(佐久間監督は「アンラッキーだった」とかばったが、自陣ゴール前で決定機につながるパスを止めており判定は妥当か)。人より走ったわけでも、身体を張っていたわけでもなかった。
16 松橋 優 5
好調な李と対峙。身体は張っていたが、どちらかというと李のミスに助けられる展開が続いたが、それも長続きはしなかった。
14 田中佑昌 5
速攻時の高速アタックを期待されて先発したが、守備に忙殺させられた。
MF
13 河本明人 5 (35分 OUT)
山本 の退場によって、早々に保坂と交代。森脇を中央に入れさせないという最低限の仕事をしていたとも言えるが、それが効果的だったとも言えない。
8 新井涼平 5
最初は中盤で壁を築き、山本の退場後は右ストッパーの位置に入った。
23 稲垣 祥 6.5
カウンターの時に攻める気持ちを示せていた唯一の中盤。90+2分、その想いをぶつけるように、最初で最後のチャンスを仕留めた。
27 ビリー・セレンスキー 5
球際への厳しいチェックを怠らなかったが、嫌な位置でのファウルも目立った。
FW
10 クリスティアーノ 5 (65分 OUT)
必ず訪れるであろうワンチャンスを狙い続けた。まさかのDF畑尾への交代で、甲府はそこで一度攻めることを放棄した。
交代出場
MF
30 保坂一成 5.5 (35分 IN)
山本退場後に緊急投入。中盤3枚の壁の真ん中に入り、バランスを保とうとした。
DF
3 畑尾大翔 4.5 (65分 IN)
ズラタン投入後に守備固め。しかし、その直後にゴールを許して万事休す。
15 吉野峻光 6(71分 IN)
前線で確実に起点となり、ゴールに向かう姿勢を示す。最後はヘディングシュートを放って(西川にブロックされる)、稲垣のゴールを演出した。
監督
佐久間悟 4.5
「割り切ってより現実的な戦いをして、一矢を報いたかった」と守備的に臨んだ。前節4失点のショックを振り払おうとしたが、2失点を喫して敗れた。クリスティアーノを下げて6-3-0の布陣にした采配は結果的に失敗だった。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
GK
1 河田晃兵 5
ボールを持てばできるだけ時間を使い、無失点に抑え切ろうとした。高木の決定的なシュートを止めたものの2点を与えた。
DF
28 橋爪勇樹 5.5
守備時は最終ラインに入る。宇賀神の消極的なプレーに助けられていた印象。最後に意地を見せ、思い切ったクロスを放ちゴールの起点になった。
17 津田琢磨 4.5 (71分 OUT)
まず武藤にマンマーク気味で対応。数的不利になったあと、リベロの位置に入って凌ぎ切ろうとしたが、興梠にかわされた。
4 山本英臣 3
31分、浮き球に手を出して2枚目のイエローカードを受け退場処分に(佐久間監督は「アンラッキーだった」とかばったが、自陣ゴール前で決定機につながるパスを止めており判定は妥当か)。人より走ったわけでも、身体を張っていたわけでもなかった。
16 松橋 優 5
好調な李と対峙。身体は張っていたが、どちらかというと李のミスに助けられる展開が続いたが、それも長続きはしなかった。
14 田中佑昌 5
速攻時の高速アタックを期待されて先発したが、守備に忙殺させられた。
MF
13 河本明人 5 (35分 OUT)
山本 の退場によって、早々に保坂と交代。森脇を中央に入れさせないという最低限の仕事をしていたとも言えるが、それが効果的だったとも言えない。
8 新井涼平 5
最初は中盤で壁を築き、山本の退場後は右ストッパーの位置に入った。
23 稲垣 祥 6.5
カウンターの時に攻める気持ちを示せていた唯一の中盤。90+2分、その想いをぶつけるように、最初で最後のチャンスを仕留めた。
27 ビリー・セレンスキー 5
球際への厳しいチェックを怠らなかったが、嫌な位置でのファウルも目立った。
FW
10 クリスティアーノ 5 (65分 OUT)
必ず訪れるであろうワンチャンスを狙い続けた。まさかのDF畑尾への交代で、甲府はそこで一度攻めることを放棄した。
交代出場
MF
30 保坂一成 5.5 (35分 IN)
山本退場後に緊急投入。中盤3枚の壁の真ん中に入り、バランスを保とうとした。
DF
3 畑尾大翔 4.5 (65分 IN)
ズラタン投入後に守備固め。しかし、その直後にゴールを許して万事休す。
15 吉野峻光 6(71分 IN)
前線で確実に起点となり、ゴールに向かう姿勢を示す。最後はヘディングシュートを放って(西川にブロックされる)、稲垣のゴールを演出した。
監督
佐久間悟 4.5
「割り切ってより現実的な戦いをして、一矢を報いたかった」と守備的に臨んだ。前節4失点のショックを振り払おうとしたが、2失点を喫して敗れた。クリスティアーノを下げて6-3-0の布陣にした采配は結果的に失敗だった。
取材・文:塚越 始(サッカーダイジェスト編集部)
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。