【日本代表】史上5人目の代表100試合出場を達成した岡崎が語るシリア戦の“収穫”。「攻め続けることが出来た以上にピンチこそが…」

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2016年03月29日

「『流れるな』とは監督からも言われなくなった」(岡崎)

シリア戦後、「良い距離感でやれた」と手応えを覚えつつも、「90分を通して良い距離感を保つのは不可能なので、どこで出していくかが今後は大事でしょうね」と冷静に分析した。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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岡崎は冷静なスタンスで言う。
 
「攻撃に行き過ぎたぶん、守備が手薄になってチャンスを作られた場面も多かったので……。こういう相手に引くのではなく、前から行こうというのは出来たと思います。ただ、そうやることでビッグチャンスを作られてしまったのは、やはり次への課題ですね」
 
 岡崎に言わせれば、ピンチこそ“収穫”だ。
 
「穴があいて相手にもチャンスを作られたことのほうが収穫だったと思います。アジアの戦いで1点勝っていて今日は大丈夫でしたけど、もっと力のある相手だったら分からない。チームでリスクを負うべきか否か、そういう部分を考えさせられた」
 
 そうはいっても、シリアを相手に5ゴールである。攻撃面でも、岡崎はもちろん手応えを感じていた。比較的“自由”にやれたことが、連動したアタックにつながったそうだ。
 
「良い距離感でやれた。これまで監督からの要求が多かったんですけど、攻撃面でそこまで言われなくなりました。『流れるな』とも今は言われなくなったし、それが(香川)真司のスペースを作るとかというところにはつながっていると思います。自分たちが考えてやれるようになったのは大きいと思います」
 
 早いパス回しでの崩しはある程度できた。攻撃面での今後の課題は「それをどこで出すか」だ。
 
「90分を通して良い距離感を保つのは不可能なので、どこで出していくかが今後は大事でしょうね。引いてカウンターを狙うのもあえて出せるようになれば、このチームはもっと強くなれる。個人で崩すチームではないので、そういうのが大事になると思います」
 
 岡崎が今後に向けて強調するのは“継続”だ。
 
「(レスターでは)この1年間継続して“ガムシャラ”にやってみることをテーマに掲げています。強引に行ったりとか、ターンするとか、そういうのをくっつけているところです。自分が恐れられることで周りの味方もあいてくる。だから、どうやったら自分が危険な選手になれるか常に考えています」
 
 トレードマークとも言える“ガムシャラさ”をベースに、岡崎はさらなる高みを目指す。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)

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