MF
７ ラヒーム・スターリング　６（26分OUT）
ボールタッチこそ少なかったものの、7分と14分にはシルバと連携して可能性を感じさせた。それだけに股関節の怪我による早い時間帯での交代が悔やまれる。
 
15 ヘスス・ナバス　５
全体的にプレー判断が遅い印象。ドリブル、パスともにギアが入るタイミングが遅く、スピーディーな展開の中で完全に埋没した。
 
21 ダビド・シルバ　5.5
22分のFKや、92分のアグエロへの完璧なお膳立てなどいくつか好機を演出。ただ、その絶対数が少なく、好調時とは程遠いパフォーマンスだった。
 
29 フェルナンジーニョ　5.5
16分の失点シーンで痛恨のポジショングミス。後方に大きなスペースを残しながら、ハーフウェーライン付近でマタに不用意に釣り出されたことが、仇となった。
 
42 トゥーレ・ヤヤ  ６
14分や66分など、シティに怖さが出たのはトゥーレ・ヤヤが積極的に前に飛び出す時がほとんど。攻撃陣で希望を抱かせる数少ない存在ではあった。
 
FW
10 セルヒオ・アグエロ　５
自信を欠いているのか、シュート精度を欠く。後半ロスタイムにシルバからのパスを、ペナルティーエリア内で見事なトラップ後にすかさず右足でシュートを放つも、引っかけてしまい絶好機をフイにした。
 
交代出場
６ フェルナンド　６（26分IN）
目立ったプレーはなかったが、２列目と３列目の空いたスペースを突かれていたシティにとって、この交代は怪我の功名だった。
 
13 ウィリー・カバジェロ　６（55分IN）
突然の出場機会にも、51分と54分に立て続けに好セーブ披露。決してポジショニングは良くないが、シュートストッパーとしては一流たる所以を見せつけた。
 
14 ウィルフリード・ボニ ６（53分IN）
躯体を生かして前線で基点となった。シュートを積極的に打つも、ユナイテッドの数を生かした守備に阻まれた。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
文：松澤浩三