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金田喜稔がイラン戦を斬る!「相手はゲームを壊しに来ていた。いつも日本がやられるパターンだよ」【アジア杯】

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年02月04日

配置や采配に疑問が残る試合だった

不調だった板倉に代わって、町田(写真)や谷口を起用しても良かったか。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 あとはグループステージで全てのフィールドプレーヤーを起用していたなかで、中2日で迎えたイラン戦こそターンオーバーじゃないの? と思ったよ。

 板倉が競り合いで勝ち切れていなくて、コンディションがあまり良くなさそうだったから、町田や谷口を使わないのかなと考えていた。

 他にもインドネシア戦で三笘と中山の相性が良かったから、三笘を入れた時に左SBは伊藤に代えて中山でもよかった。

 選手の能力を最大限に引き出すという部分で、配置や采配に疑問が残る試合だったね。

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 日本は当然ながらアジアでトップクラスの選手が揃っている。“こういう状況には、こういう配置で”というのをチームでもっと多く共有して、選手が不安なくピッチに立てる状況を作ってあげるべきだ。

 ただ、今回はいろいろな雑音が入ったから、スタッフも苦しんだと思う。そこは残念だね。

 3月からはワールドカップのアジア2次予選が再開する。相手は確実にイランやグループステージで敗れたイラクの戦い方を手本にしてくるだろう。

 連勝街道を突き進んだままで挑んだアジアカップは、悔しい結果に終わったけど、対策を増やすとか、選手起用のところをもう一度、整理しなさいと言われたと思って、チームを再構築していってほしい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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