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イランはどれだけ強い? 日本がこれまで対戦してきたどの相手よりも...タレント力はアジア屈指、左サイドのガエディは要注意だ【アジア杯】

カテゴリ:国際大会

河治良幸

2024年02月02日

ゴドスは守田、エザトラヒは遠藤

守護神のビランヴァンドは、シリア戦のPK戦勝利で気持ちも乗っているはず。(C)Getty Images

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 スタメンか途中出場かは分からないが、ゴリザデも危険なサイドアタッカーだ。その名の通り、ゴリゴリ仕掛けてシュートに持ち込んでくる。また突破力という意味では、185センチの大型ウイングであるモヘビにも注意する必要がある。

 ここまで来ると、日本もイランも総力戦になってくる。試合を決めるヒーローがスタメンであるとは限らない。2015年に日本との親善試合で得点を奪ったトラビは、ここまで1試合しか出番がないが、一撃でヒーローになりうるパワーを秘めている。

 個性的なアタッカーに目が行くイランだが、生命線はやはり中盤の軸を担うゴドスとエザトラヒだ。組み立てはシンプルだが正確で、攻撃のリズムをダウンさせない。それでいて、必要な時はタメを作れるコンビだ。

 大雑把に役回りを森保ジャパンに例えると、ゴドスは守田英正、エザトラヒは遠藤航になるか。ただ、エザトラヒはシリア戦も120分フル出場しており、疲労の回復具合が気になるところ。
 
 本来イランの中盤はセカンドボールの回収力が非常に高いが、ここは日本がアドバンテージを取れる可能性もある。ただ、日本の遠藤にしても4試合フル出場なので、両指揮官が試合の中でどう見極めていくか。

 ディフェンス陣も、超絶スローやロングキックでお馴染みのGKビランヴァンドは、シリア戦のPK戦勝利で気持ちも乗っているはず。ボランチからセンターバックにコンバートされた192センチのチェシミは展開力があり、彼とコンビを組むハリルザデーは34歳だが、1対1にめっぽう強く、攻守のコントロール能力もある。右サイドバックのレザイアンは百戦錬磨の戦士で、カタールでのプレー経験が長く、地の利がある。

 イランのタレント力はアジア屈指であり、チームのバランスも良い。ただ、その基準で言えば日本も負けていない。

 先述したとおり、前回は日本が3-0で勝利も、均衡を破るまではイーブンの状況だった。大迫勇也の先制点をアシストした南野拓実のファインプレーが明暗を大きく分けた。そうしたディテールがどちらに転ぶかで、今回も勝負が決するのではないか。

文●河治良幸

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