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金田喜稔がイラク戦を斬る!「相手のほうがチームとして戦えていた印象。日本の選手交代も気になったが…」【アジア杯】

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2024年01月20日

地上波で放送できた試合。勝ってほしかった

途中から攻撃陣を入れ替えて逆転を狙った森保監督だが...。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 中盤も守田はゲームを作れる選手で別に悪くなかったし、リズムも良かった分、そこをまた旗手に代えたら、連係の部分はそんなすぐに上手くはいかない。

 あとは、左サイドでなぜ中村を使わなかったのかなと。ベトナム戦でもスーパーゴールを決めているし、出てきてもおかしくなかった。なぜ初戦で活躍した選手がチャンスをもらえないのだろうかと思ったよ。

 ただ、個人的に思ったのは、大会を通して見た時に、この試合に負けても次のインドネシアに勝つことを前提にグループステージを突破するというスタンスなら、できるだけ多くの選手を使いたかったのかもしれないね。
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 もちろん首位通過のほうが順位が下のチームと戦うから楽なのはあるけど、どこが出てこようと、日本は優勝を目ざしている。総合力も鑑みて、リスクを背負ったうえでもたくさんの選手を起用することを重点的に考えてグループを戦っているのであれば、アリなのかなという気もするよ。そこまで考えているかは分からないけどね。

 気迫や勢いもそうだし、戦術の狙いもイラクのサッカーにハマってしまったところはあるのかなと思う。だけど、今日みたいにやっと地上波で放送できた試合は、勝ってほしかったね。

 次のインドネシア戦は絶対に勝って、決勝トーナメントに進んでほしい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。

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