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苦い経験も「結果的に過程でしかない」。札幌復帰の鈴木武蔵が思い描く成長曲線。「ここから行くぞという気持ちです」

カテゴリ:Jリーグ

河治良幸

2024年01月18日

同世代の活躍も刺激に

久々に“赤黒”のユニホームに袖を通す。今季は1トップで起用されそうだ。写真:滝川敏之

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 鈴木が札幌で13得点を記録した2019年は、ジェイ、チャナティップとのトリオが対戦相手の脅威になった。当時は主にシャドーだったが、その二人はすでにおらず、小柏剛もFC東京に移籍した状況で、ミシャことミハイロ・ペトロヴィッチ監督は鈴木を主に1トップで起用する方針のようだ。

 大卒2年目の大森真吾や韓国人FWのキム・ゴンヒもいるが、俊足に経験値を加えたストライカーにかかる期待は大きいだろう。

 1トップでは「収めるところでしっかり収めて、味方を使いながら上手くチームの中でボールが回るように、前線の起点だったりを意識してやっています」とのことだが、やはり求められるのは得点だ。チームの得点力を高めながら、自分のゴール数も増やしていく。実際、簡単なことではないが、札幌の攻撃力には鈴木も自信を持っている。

「ビジョンの共有はどのチームよりもできると思うし、だからこそチャンスはリーグ内でトップだと思う。そこの共有と、個人の能力をどう付けていくか。コンサがさらに攻撃的なチームになりうる要素かなと思います」

 鈴木と言えば、2011年にU-17ワールドカップでベスト8に進出した“94ジャパン”のメンバーでもある。同じ札幌には深井一希もいるが、中島翔哉(浦和)や南野拓実(モナコ)、喜田拓也(横浜)など、それぞれが色々な経験をしながら頑張っている。
 
「なるべく長く、みんなに負けないように活躍できればなと思いますし、拓実なんかも代表で素晴らしい活躍をしてますし、そういうのはすごく刺激になります」と語る鈴木がここから、どういうキャリアを描いていくのか。

 このオフは札幌のレジェンドである小野伸二など、時代を築いてきた多くの選手が引退を表明した、1つのサイクルの変わり目でもある。

「若い子も良い選手が出てきてますけど、20代の選手もまたもうひと伸びして、現役でその時代のサッカー界を築けたらと思います」

 そう語る鈴木武蔵と札幌の2024シーズンに注目だ。

取材・文●河治良幸

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