鹿島――寄せが甘かった植田、金久保を捕まえ切れなかった山本は厳しく評価。

【警告】仙台=石川直(79分)、R・ロペス(83分) 鹿島=カイオ(72分)【退場】なし【MAN OF THE MATCH】関憲太郎(仙台)

後半は積極的に前に出て攻撃を組み立てた柴崎。背番号10の奮闘で鹿島は惜しい形を何度も作ったものの、フィニッシュの精度が足りなかった。(C)J.LEAGUE PHOTOS
【鹿島|採点・寸評】
GK
21 曽ケ端準 5.5
懸命なセービングも実らずに、今季初失点を許す。足もともやや不安定で、つなぎのパスが弱く、危ないシーンを作られた。
DF
22 西 大伍 5.5
CKのこぼれ球を狙い、惜しいシュートを放つ。54分には右足アウトサイドで狙いすました一撃も、相手GKのファインセーブに阻まれた。
23 植田直通 5
ウイルソンに詰め切れず、失点につながるクロスを許す。その他でも寄せが甘い場面があり、激しさでは物足りなかった。
3 昌子 源 6
空中戦で強さを見せては、決定的なクロスを阻止するなど実力どおりのパフォーマンスだっただけに、悔しい敗戦に。
16 山本脩斗 5
失点の場面ではボールウォッチャーになり、金久保を捕まえ切れなかった。タイミングの良い攻撃参加は悪くなかった。
MF
10 柴崎 岳 6
前半は最終ラインまで下がり、深い位置からゲームメイク。“らしくない”ボールロストはあったが、後半は前に出て攻撃に厚みをもたらした。
40 小笠原満男 5.5
巧みなキープでボールをつなぎ、丁寧にビルドアップ。ただ、圧力をかけてくる相手を撥ね返すだけの力強さは、この日は鳴りを潜めたか。
25 遠藤 康 6
チームがリズムを掴んだ後半は、ギャップに上手く入り込んでパスを引き出し攻撃の起点となったが、あと一押しが足りなかった。
13 中村充孝 5(63分OUT)
裏を突いて抜け出すも、オフサイドが少なくなかった。狭い局面で高いテクニックを披露したが決定的な働きを示せないまま、無念の途中交代。
FW
18 赤﨑秀平 5(66分OUT)
金崎との連係は特に問題はなし。ただ効果的なオフ・ザ・ボールの動き出しができず、シュートチャンスも少なく存在感を発揮できなかった。
33 金崎夢生 5.5(86分OUT)
攻撃に勢いをもたらす推進力は光ったが、周囲との連係が今ひとつ。要所でプレーに絡みつつも、2戦連続弾とはならなかった。
交代出場
MF
8 土居聖真 5(63分IN)
サイドでパスを受け、緩急をつけて攻撃にアクセントをもたらしたが奏功せず。途中出場の選手で唯一、シュートを打てなかった。
FW
7 カイオ 5.5(66分IN)
果敢にゴールを目指して、71分にはGKと1対1になる決定的なチャンスが訪れたが、決め切ることができなかった。
FW
34 鈴木優磨 -(86分IN)
わずかな出場時間のなか、一度はチャンスを作り出したがネットを揺らせず。期待された仕事は果たせなかった。
監督
石井正忠 5.5
1点を追う後半は攻撃の強度を高めて、交代策でさらに相手を押し込んだが、仕掛けのバリエーションが少なく、今季初の無得点&黒星という結果に。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
GK
21 曽ケ端準 5.5
懸命なセービングも実らずに、今季初失点を許す。足もともやや不安定で、つなぎのパスが弱く、危ないシーンを作られた。
DF
22 西 大伍 5.5
CKのこぼれ球を狙い、惜しいシュートを放つ。54分には右足アウトサイドで狙いすました一撃も、相手GKのファインセーブに阻まれた。
23 植田直通 5
ウイルソンに詰め切れず、失点につながるクロスを許す。その他でも寄せが甘い場面があり、激しさでは物足りなかった。
3 昌子 源 6
空中戦で強さを見せては、決定的なクロスを阻止するなど実力どおりのパフォーマンスだっただけに、悔しい敗戦に。
16 山本脩斗 5
失点の場面ではボールウォッチャーになり、金久保を捕まえ切れなかった。タイミングの良い攻撃参加は悪くなかった。
MF
10 柴崎 岳 6
前半は最終ラインまで下がり、深い位置からゲームメイク。“らしくない”ボールロストはあったが、後半は前に出て攻撃に厚みをもたらした。
40 小笠原満男 5.5
巧みなキープでボールをつなぎ、丁寧にビルドアップ。ただ、圧力をかけてくる相手を撥ね返すだけの力強さは、この日は鳴りを潜めたか。
25 遠藤 康 6
チームがリズムを掴んだ後半は、ギャップに上手く入り込んでパスを引き出し攻撃の起点となったが、あと一押しが足りなかった。
13 中村充孝 5(63分OUT)
裏を突いて抜け出すも、オフサイドが少なくなかった。狭い局面で高いテクニックを披露したが決定的な働きを示せないまま、無念の途中交代。
FW
18 赤﨑秀平 5(66分OUT)
金崎との連係は特に問題はなし。ただ効果的なオフ・ザ・ボールの動き出しができず、シュートチャンスも少なく存在感を発揮できなかった。
33 金崎夢生 5.5(86分OUT)
攻撃に勢いをもたらす推進力は光ったが、周囲との連係が今ひとつ。要所でプレーに絡みつつも、2戦連続弾とはならなかった。
交代出場
MF
8 土居聖真 5(63分IN)
サイドでパスを受け、緩急をつけて攻撃にアクセントをもたらしたが奏功せず。途中出場の選手で唯一、シュートを打てなかった。
FW
7 カイオ 5.5(66分IN)
果敢にゴールを目指して、71分にはGKと1対1になる決定的なチャンスが訪れたが、決め切ることができなかった。
FW
34 鈴木優磨 -(86分IN)
わずかな出場時間のなか、一度はチャンスを作り出したがネットを揺らせず。期待された仕事は果たせなかった。
監督
石井正忠 5.5
1点を追う後半は攻撃の強度を高めて、交代策でさらに相手を押し込んだが、仕掛けのバリエーションが少なく、今季初の無得点&黒星という結果に。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文:広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)