J１リーグ1stステージ・３節
サガン鳥栖－ヴァンフォーレ甲府
３月12日（土）／16:00／ベストアメニティスタジアム
 
ヴァンフォーレ甲府
1stステージ成績（２節終了時）：６位　勝点３　１勝０分１敗　２得点・１失点
 
【最新チーム事情】
●右太もも裏を傷めた松橋の欠場が濃厚。トレーニングでは田中、新井を左WBに起用。
●負傷明けの橋爪が右WBで今季初先発へ。「高い位置で攻撃の起点を作りたい」と、意欲をのぞかせる。
●GK河田が左足ふくらはぎの違和感を訴える。欠場の場合、岡西がリーグ戦デビューへ。
●ルーキーの森がU-19代表候補合宿に参加。
 
【担当記者の視点】
　前節のG大阪戦は０-１で惜敗し、開幕２連勝とはならなかった。もっとも、内容は完敗で、攻撃面では、バイタルエリアまで攻め込むものの崩しの局面で精度を欠く場面が何度も見られた。
 
　神戸との開幕戦のようにカウンターがハマれば良いが、そこを封じられると打つ手がないのが実情で、「人数をかけた厚みのある攻撃を展開したい」（佐久間監督）との狙いも奏功していない。そのひとつの要因としては、攻撃に転じた際、クリスティアーノ、ニウソンのふたりをサポートする動きが乏しいことがあり、３人目、４人目が絡んだ連係面の改善に勤しんでいる。
 
　攻撃面の打開策として、今節は右WBに突破力が光る橋爪の起用が濃厚。サイドでの攻防で優位に立ち、高い位置で起点になれるかはひとつの見どころだろう。また、逆サイド（左WB）には怪我の松橋に代わり、田中の先発が有力視される。橋爪と同様に縦への推進力を生み出せるとあって、今季初先発のふたり（橋爪、田中）のパフォーマンスは注目と言える。
 
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